カテゴリー:下鴨神社(賀茂御祖神社), 京都市左京区
目次
祭神は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)、玉依媛命(たまよりひめのみこと)。
正しくは、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)という。
世界遺産(文化遺産)。
上賀茂神社を上社(かみやしろ)、下鴨神社を下社(しもやしろ)と略称し、賀茂社と総称する。
祭神の賀茂建角身命は上賀茂神社の賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)の外祖父であり、
玉依媛命はその母にあたる。
崇神天皇七年瑞垣(みずがき)築造の記述が見られ、
平安遷都後は王城鎮護の社として朝廷はじめ公家や武家の崇敬を集めた。
社叢(しゃそう)は糺の森(ただすのもり)と呼ばれ、古代祭祀の遺構が発見されている。
境内には摂社の河合神社・三井神社・出雲井於神社(いずもいのへじんじゃ)、
末社の言社(ことしゃ)・印璽社(いんのやしろ)などが建ち、境外摂社として御蔭神社(みかげじんじゃ)がある。
東本殿と西本殿は文久三年(1863年)の建築。
ともに三間社(さんげんしゃ)の流造(ながれづくり)であり国宝に指定されている。
その他、境内の社殿は寛永六年(1629年)の再興であり、多くが重要文化財となっている。
例年5月には京都三大祭の一つである葵祭(あおいまつり)が行われる。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
下鴨神社の特徴として、数々のご利益があるとされています。
縁結び、安産、子宝、成願成就、五穀豊穣、厄除け、世界平和などなど挙げればきりがないほどです。
京都屈指のパワースポットとも言われています。
下鴨神社の見所として、まず建造物が挙げられます。
楼門、舞殿、神服殿や四脚中門等31棟は、重要文化財に指定されおり、流造の本殿2棟は国宝に指定されています。
いずれも見ごたえのある建造物です。
また、下鴨神社は高野川と賀茂川の合流地点、いわゆる鴨川のデルタに広がる糺の森(ただすのもり)にあります。
糺の森は今でも古代原生林の植生を残しており、自然溢れる緑の空間、静かで澄んだ雰囲気を感じることが出来ます。
糺の森含め、神聖な場所であるとともに憩いの場ともなっています。
下鴨神社境内の御手洗社はみたらし団子発祥の地とされています。
下鴨神社では、毎年お正月に拝殿に干支の大絵馬が飾られます。
この大絵馬は初詣に来た方の目的の一つにもなっています。
下鴨神社境内には御手洗川(みたらしがわ)とそこにかかる輪橋(そりばし)があります。
その傍らに紅梅があり、「光琳の梅」と呼ばれています。
国宝である紅白梅図屏風は、尾形光琳がこの梅の風景をを描いたと言われています。
春先には濃いピンクの見事な花を咲かせます。
下鴨神社および糺の森は京都の紅葉の名所です。
しかも、京都で一番遅い紅葉とも言われています。
見ごろをむかえるのは例年12月に入ってからです。
他の京都の名所が終わってから下鴨神社の紅葉が見ごろを向かえ、
同時に京都のその年の紅葉も終わりを向かえたと言われます。
糺の森では色とりどりの紅葉が、西鳥居付近では真っ赤な紅葉が見られます。
葵祭は上賀茂神社(賀茂別雷神社)および下鴨神社(賀茂御祖神社)の例祭です。
⇒葵祭の説明・見所・アクセスなど
下鴨神社の摂末社として鏡絵馬で知られる河合神社があります。
⇒河合神社の説明・見所・アクセスなど
京都には世界遺産が下鴨神社を含めて17ヶ所あります。
住所:〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 6:30~17:00
拝観料 ⇒ 境内自由
※他の名所は結構どこも距離がある為、バスや電車、タクシーの移動が良い場合もあります。
※上賀茂神社は近いイメージがありますが、結構遠いです。
※ただし、景色が良い為、場所によっては鴨川(賀茂川)沿いに歩くのも有りだと思います。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)