カテゴリー:上賀茂神社(賀茂別雷神社), 京都市北区
目次
祭神は賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)。
正しくは賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)という。
世界遺産(世界文化遺産)である。
下鴨神社とともに賀茂社と総称し、当社を上社(かみしゃ)、下鴨神社を下社(しもしゃ)と呼ぶ。
祭神の賀茂別雷大神の母である玉依媛命(たまよりひめのみこと)、
祖父の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)は一族の始祖として下鴨神社に祀られた。
平安遷都の時に桓武天皇が行幸し、以来、王城鎮護の神とされ、歴代の天皇の行幸があった。
また、武家の信仰も篤く、なかでも徳川家康は、家紋の三ツ葉葵が当社の神紋に由来するために篤く信仰した。
弘仁元年(810年)に嵯峨天皇が賀茂斎院(さいいん)の制をもうけ、
皇女の有智子内親王を斎院として以後、約四百年間斎院がたてられた。
正面右側の本殿、左側の権殿は文久三年(1863年)の造替で国宝。
ともに三間社(さんげんしゃ)で流造(ながれづくり)の代表例。境内の多くが重要文化財。
玉橋の下の流れは御物忌川(おものいがわ)といい、御手洗川(みたらしがわ)と合流して「ならの小川」となる。
例年5月には京都三大祭の一つである葵祭(あおいまつり)が行われる。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
上賀茂神社は強力な厄払い、厄除けで知られます。
その他にも行動力や決断力が上るご利益や縁結びのご利益、
さらには水や土からパワーをもらえるパワースポットとしても知られています。
また、建造物も見所であり、流造として有名な本殿と権殿は共に国宝に指定されている。
楼門はじめ、拝殿(細殿)や舞殿(橋殿)などの41棟は重要文化財に指定されている。
細殿前の「立砂(たてずな)」も有名である。
立砂は円錐状の2つの砂の山であり、ご神体である神山(こうやま)を模したものとされている。
そして上賀茂神社には自然が溢れています。
境内には明神川が流れ、緑と水が美しいです。
建造物と自然が融合しており、独特の雰囲気、パワーを感じられます。
上賀茂神社は春は京都の桜の名所として知られています。
斎王桜・みあれ桜・賀茂桜・風流桜などをはじめ大きく綺麗な、あるいは豪快な桜が見られます。
自然の溢れる上賀茂神社は、春から夏にかけて新緑が青もみじの名所となります。
水と緑、そして建造物の融合した見事な景色を楽しめます。
上賀茂神社は桜の名所としては良く知られていますが、紅葉はの知名度はあまり高くありません。
しかし、境内には多くの紅葉・楓があり、秋には見事な彩りを見せてくれます。
二ノ鳥居付近や「ならの小川」付近などで鮮やかで風情ある紅葉を楽しめます。
上賀茂神社では雪が積もれば多様な雪景色が楽しめます。
細殿や立砂の美しく厳かな雪景色、赤い楼門に映える白い雪化粧、
斎王桜をはじめとする多くの雄大な桜の雪の華、
ならの小川や御手洗川、橋殿の水辺を染める上品な雪景色などが楽しめます。
葵祭は上賀茂神社(賀茂別雷神社)および下鴨神社(賀茂御祖神社)の例祭です。
⇒葵祭の説明・見所・アクセスなど
京都には世界遺産が上賀茂神社を含めて17ヶ所あります。
住所:〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 5:00~17:00(場所や祭事により異なる)
拝観料 ⇒ 境内自由(※本殿権殿特別参拝 ⇒ 500円)
※下鴨神社は近いイメージがありますが、結構遠いです。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)