仁和寺(にんなじ)


仁和寺(にんなじ)の説明

真言宗御室派の総本山。
山号は大内山。
世界遺産(文化遺産)。

仁和四年(888年)に宇多天皇が前年に崩御した父の光孝天皇の遺志を継いで創建。
宇多上皇は昌泰二年(899年)に東寺の益信(やくしん)を戒師として出家し、御室(僧房)を建てた。
これが御室の地名の由来であり、寺名は創建時の年号にちなむ。

代々の法親王が門跡となって諸宗の本山を統轄する最高位についた。
覚行(かくぎょう)は白河天皇の皇子で、最初の法親王とされる。

平安から鎌倉時代には真言宗広沢流の正系として興隆したが、応仁の乱で衰退。
その後、寛永年間(1624~44年)に徳川家光の援助を受けて再興した。

明治三十三年(1900年)真言宗御室派として独立したが、
大正十四年(1925年)大覚寺、高野山と合同して古義真言宗となり、
さらに昭和二十一年(1946年)に分派して御室派の総本山となった。
明治維新の際、純仁法親王が還俗して以来、皇族出身の門跡は断絶した。

金堂は慶長十八年(1613年)造営の内裏紫宸殿を、
寛永年間の復興時に移築したものであり、国宝に指定。
この他、慶長年間(1596~1615年)に造営された内裏の遺構としては、
御影堂が清涼殿の古材を用いており、本坊表門が台所門を移築したものである。
ともに重要文化財に指定されている。

五重塔は寛永二十一年の建立で重要文化財。
各層の屋根の大きさがほぼ同じという江戸期の特徴を示している。

二王門(仁王門)も同時期の建築であり、重要文化財。
左右に金剛力士を安置していることから二王門と呼ばれている。

この他に重要文化財指定としては、観音堂・中門・鐘楼・経蔵・
御影堂中門・九所明神(くしょみょうじん)本殿などがある。
また、著名な茶室である遼廓亭(りょうかくてい)と飛濤亭(ひとうてい)も重要文化財である。

名勝御室桜は、御室桜のなかでも特に「御室有明」と呼ばれる種類であり、
御室の地特有の桜として良く知られている。

仏像彫刻は、金堂の旧本尊と伝えられる阿弥陀三尊像が国宝に指定されている。
また、歴代門跡の位牌安置所である霊明殿の本尊薬師如来坐像は、
長く秘仏とされ、昭和六十一年(1986年)に初めて開扉された仏像である。

空海が唐から請来した「三十帖冊子」を収めた
宝相華迦陵頻伽蒔絵冊子箱(ほうそうげかりょうびんがまきえそくさっしばこ)は、
如意宝珠を納める宝相華蒔絵宝珠箱とともに国宝に指定されており、
平安前期の典型的様式を示すものとして知られている。

(「仁和寺 旧御室御所・世界遺産 OLD IMPERIAL PLACE NINNA-JI THE WORLD HERITAGEしおり」および
 「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)

仁和寺の特徴・見所

仁和寺の見所としては複数の庭園と建造物、そして四季に応じた桜や紅葉などです。

庭園は御殿が中心となります。
広々とした白砂の美しい御殿南庭や綺麗な緑と池の御殿北庭が楽しめます。
また、書院前の苔の見事な落ち着いた中庭などもあります。

建造物としては、雄大な伽藍が上げられます。
大きな二王門(仁王門)や五重塔、雄大な金堂や鮮やかな鐘楼が楽しめます。
そして、御殿では寝殿造りの建物が見られます。
また、御殿は回廊でつながっているため、雨が降っても傘入らずで拝観できます。

仁和寺は御室桜の名所として知られます。
御室桜は遅咲きの名勝と言われ、背が低く目の前で桜の花を楽しむことができます。
また、同時期には紫の鮮やかなミツバツツジなども見られます。
そして春から夏にかけては新緑、青もみじが楽しめ、秋には紅葉の名所となります。

人はやや多い時はありますが、境内が広いため混雑することはあまりありません。
仁和寺は庭園、建造物、四季の自然のどれも見ごたえが京都のお勧めの観光名所です。

仁和寺の桜

仁和寺は御室桜の名所です。
仁和寺と言えば御室桜、御室桜と言えば仁和寺と言えるほどです。
御室桜は遅咲きで知られ、他の京都の名所の桜が終わった後に見ごろをむかえます。
例年満開、見ごろをむかえるのは4月10日前後です。
御室桜が見ごろになれば京都の桜も終わりの時期とも言えます。

仁和寺の新緑・青もみじ・苔

仁和寺は春から夏にかけては新緑や青もみじの名所です。
金堂や五重塔付近や御殿庭園で見事なもみじが楽しめます。
また、御殿の書院庭園(中庭)ではもみじと共に美しい苔も見られます。

仁和寺の紅葉

仁和寺は京都の紅葉の名所です。
三重塔付近や金堂付近、そして御殿庭園で見事な紅葉を見られます。
仁和寺の紅葉は他の京都の名所よりは比較的早くに色づき見ごろをむかえます。
五重塔付近や金堂付近では鮮やかな紅葉を楽しめます。
また、御殿では赤やオレンジ、黄色などの色とりどりの紅葉が見られ、
緑とのコントラストも楽しめます。

仁和寺は素晴らしい紅葉が見られますが、他の京都の紅葉名所よりは比較的空いていることが多いです。
人がいないわけではありませんが、混雑することも少ないです。
是非ともお勧めの秋の紅葉名所です。

仁和寺の雪

仁和寺は京都で雪が積もった際にお勧めの場所です。
五重塔や金堂などの雄大な伽藍の雪景色や、御殿庭園の風情ある雪景色が楽しめます。

世界遺産

京都には世界遺産が仁和寺を含めて17ヶ所あります。

仁和寺はこんな方におすすめ

  • 御室桜を見たい方(春)
  • 寝殿造りの建物を見たい方
  • 雄大な伽藍を見たい方
  • 五重塔を見たい方
  • 大きな門を見たい方
  • 広いけど落ち着く独特の庭園を見たい方
  • 雨が降ってもお出かけしたい方
  • 京都の世界遺産に行きたい方
  • 京都の有名な観光名所に行きたい方
  • 広々とした空間が好きな方
  • 修学旅行生

仁和寺へのアクセス・拝観時間

住所:〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33

※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。 
 時間はおおよその目安です。

拝観時間 ⇒ 9:00~17:00(12~2月 ⇒ 9:00~16:30)(※御室桜開花時期は事前に要確認)
拝観料(伽藍) ⇒ 御室桜開花期間:500円(大人一般)/他の時期:自由(無料)
拝観料(御殿) ⇒ 500円(大人一般)

仁和寺付近の観光名所

  • 龍安寺(1.2km ⇒ 徒歩16分)
  • 妙心寺(1.6km ⇒ 徒歩19分)
  • 法金剛院(1.4km ⇒ 徒歩16分)
  • 等持院(1.5km ⇒ 徒歩17分)
  • 平野神社(2.7km ⇒ 徒歩34分)
  • 北野天満宮(2.6km ⇒ 徒歩32分)
  • 金閣寺(2.7km ⇒ 徒歩34分)
  • 太秦映画村(1.8km ⇒ 徒歩22分)

※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。

仁和寺の公式ホームページ

(※まだまだ作成、編集中です。)


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