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単立寺院。
山号は栂尾山(とがのおさん)。
世界遺産(世界文化遺産)。
本尊は釈迦如来。
光仁天皇の勅願で宝亀五年(774年)に創建。
当初は神願寺都賀尾坊(しんがんじとがのおぼう)といったが、
建永元年(1206年)明恵上人高弁(みょうえしょうにんこうべん)が
後鳥羽上皇から当寺を賜って再興し、高山寺に改称。
明恵上人を開山として、華厳宗の根本道場となった。
天文十六年(1547年)の兵火で焼失した後、寛永十一年(1634年)に仁和寺の御堂を移して金堂を再建。
昭和四十一年(1966年)までは真言宗御室派の別格本山であった。
境内には明恵上人ゆかりの茶園がある。
国宝の石水院(せきすいいん)は明恵上人の庵室に由来するが、
もとは東の経蔵であり、同時に春日・住吉両神を合祀する。
蔀戸(しとみど)を多用した住宅の趣を持っている。
寺宝は数多く、なかでも有名な国宝の「鳥獣人物戯画」は長く鳥羽僧正の作と伝えられてきた絵巻だが、
その内容や画風が各巻ごとに異なるため近年では複数の手によって順次画かれたものとされている。
また同じく国宝の絵画として「明恵上人樹上座禅図」「華厳宗祖師絵伝(華厳縁起)」「仏眼仏母図」
などが著名で、同寺には国宝八点、重要文化財約一万点が所蔵されている。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
高山寺の見所は自然がいっぱいの境内と建造物や文化財などです。
高山寺の参道は苔やもみじなどの緑、自然でつつまれています。
ところどころ生命力溢れる木の根道も見られる絶品の参道です。
春から夏にかけては新緑や青もみじ、秋には鮮やかな紅葉、散りもみじなどが楽しめます。
古風な本堂(古風)や開山堂、そして趣きある石水院などの建造物も見ごたえがあります。
石水院には複数の庭園があり、風情ある池泉式の中庭や苔の綺麗な「廂の間」前の庭園、
自然が溢れる開放的な「南縁」などがあります。
教科書などにも出てくる有名な「鳥獣人物戯画」などの多数の文化財もあり、見所の多いお寺です。
高山寺は境内や参道、そして石水院などにたくさんのもみじがあります。
春から夏にかけては見事な新緑や青もみじが楽しめます。
高山寺は京都栂尾(とがのお)の紅葉の名所です。
長く続く参道や本堂、開山堂などで秋の彩りが楽しめます。
また、国宝の石水院では開放的な鮮やかな紅葉が見られます。
京都には世界遺産が高山寺を含めて17ヶ所あります。
住所:〒616-8295 京都府京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8
※神護寺、西明寺の方から歩いても行けます。
少し距離はありますが、清滝川の眺めなどを楽しみながら歩くのも良いと思います。
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 8:30~17:00
拝観料 ⇒ 境内自由(※紅葉時期のみ ⇒ 入山料500円)(※石水院 ⇒ 別途800円)
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)