目次
京都御所の周辺の地区であり、国民公園である。
この地は江戸時代には、二百ほどの公家や宮家の邸宅が立ち並ぶ町であったが、
明治になって都が東京に移り、これらの邸宅が取り除かれ、公園として整備され市民へ開放された。
京都御苑の外苑部は明治十三年(1880年)に石垣・土塁が造られ、
周囲約四キロ、面積六十五ヘクタールの御苑ができた。
土塁にはウバメガシが植栽され、ケヤキの高木がある。
現在の京都御苑は生き物たちにとっては聖域であり逃げ場でもある。
苑内には百年を越える樹林が生育し、キノコ約四百種、野鳥は年間九十余種、鳥類五十種などを観察できる。
セミ類は八種記録され、夏のクマゼミの大合唱も有名である。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
京都御苑は京都市民、京都の方々の憩いの場・公園です。
家族や友人と遊ぶも良し、お弁当を食べるも良し、昼寝をするも良しです。
ただ、単なる公園ではなく、京都御苑内には自然や緑、季節ごとの花々や木々がいっぱいです。
春先の梅や桃、春の桜やモクレン、春から夏の新緑や青もみじ、真夏の百日紅、秋の紅葉など
四季折々素晴らしい景色や彩りが楽しめます。
また、京都御所の外壁やさまざまな門、建礼門大通など絵になる情景も多く有ります。
大文字も大きく見え、夏の五山の送り火観賞スポットになっています。
さらに、京都三大祭である葵祭や時代祭が京都御苑から出発し、
建礼門大通をはじめお祭りの観賞スポットにもなっています。
京都御苑は梅や桃、モクレンなどの春先の花々の名所です。
御苑西側の梅林や出水の小川付近、嘉陽宮邸跡付近などでピンクや白のたくさんの梅が見られます。
同じく御苑西側の桃林では、淡い色から濃い色まで様々な彩りの桃の花が楽しめます。
そして宜秋門付近や閑院宮邸跡付近などでは巨木のモクレンが大きな花を咲かせます。
京都御苑は京都の桜の名所です。
早咲きの桜から遅咲きの桜まであり、春の桜シーズンを通して華やかな彩を楽しめます。
近衛邸跡付近や出水の小川付近のしだれ桜などが有名です。
後半には里桜(八重桜)も大きな花を咲かせます。
京都御苑は京都のサルスベリの名所です。
真夏には閑院宮邸跡付近や九條池と拾翠亭付近、
京都御所周辺や建礼門前などで鮮やかなピンクの百日紅の花を楽しめます。
住所:〒602-0881 京都府京都市上京区京都御苑
(※京都御所を基準。また、場所によりかなり異なります。)
※その他のアクセス方法は多数あります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 苑内自由
拝観料 ⇒ 苑内自由・無料
(※京都御所を基準。また、場所によりかなり異なります。)
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)