実際いろんな場所でマナーの悪い写真撮影を目にします。
そこで、撮影マナー、カメラマナーの向上を目的として、
また、京都もようの撮影マナー、カメラマナーの考え方を示すためにこのページを作成いたしました。
・神社仏閣や観光地などでは一般の参拝者、拝観者、入場者の方が優先です。
お店などではお客さんが優先です。
これらの場所に限らず、どんな場所でも一般の方、通行人の方が優先です。
※以下の行為はやめましょう。悪い撮影マナー、カメラマナーだと考えます。
×被写体内、撮影したい物の前に人がいる時、写真を撮るので移動するように言うこと、
または動作などで移動するように促すこと。
⇒被写体内にいる方は何も悪いことをしていません。
言われた方は気分を害します。写真を撮りたいのはこちらの勝手です。
写真を撮りたければ1時間でも2時間でも待って撮りましょう。
×被写体内に人がいて、移動するのを待っている時に、ずっとカメラを向けたままにすること。
⇒迷惑です。カメラを向けられるのは脅威だと考えます。
ずっとカメラを向けているのは、どけと言っているのと同じです。
待っている間は、カメラを別の方向に向けたり、
カメラの機能をチェックしたりしているふりをしましょう。
あるいは、こちらが場所を移動しましょう。
もし、こちらが待っているのに気づいて移動してくれた場合は、
お詫び、お礼をしっかり言いましょう。
・明らかに入ってはいけないところに入って撮影している方を良く見ます。
柵やロープがあるのに跨いで入っている方もいます。
縁側からお庭に下りたりするのも通常は駄目ですが、下りている方もいます。
立入禁止と記載がないから入ってよいというものではありません。
常識、感覚で判断できることだと考えます。
・岩や柵など通常は登らないところに登って撮影している方を良く見ます。
そもそも登ることを前提としていないため、明記されていないことが多いです。
そういう場所に登るという発想が正直理解に苦しみます。
登っていはいけないと記載がないから登っていいというわけではありません。
常識、感覚で判断できることだと考えます。
・三脚、一脚、自撮棒など禁止の場所は多いです。
しっかりと明記しているにも関わらず、平気で使っている方を見ることがあります。
三脚禁止などに限らず、飲食禁止、その他禁止事項が定められていることがあります。
その場所の決められたルールを守りましょう。
・特に一眼レフカメラに当てはまりますが、どうしても荷物が大きくなります。
回りの方に邪魔にならないように配慮しましょう。
・また、三脚についても特に注意が必要であると考えます。
三脚に限らず、一脚や自撮棒なども同様と考えます。
・お互い写真を撮りたい気持ちは良く分かります。
写真を撮り終えれば、他の方に場所を譲りましょう。
・被写体内に荷物を放置しない。
基本的に荷物は持ち運びましょう。
たまに被写体内に荷物を放置して、他の場所の撮影をしている方がいます。
何が被写体かは人によって違いますが、迷惑になることがあります。
また、盗難の危険もある為、荷物は持ち運びましょう。
盗難の危険は覚悟の上で、どうしても置かないといけない場合は、
目立たないところに置きましょう。
・被写体内では練習しない。
人がいないとき、空いている時は問題ないと思いますが、
たくさんの人がいて待っている場合に、写真が撮れないことがあります。
おそらくシャッター速度、ISOなどの調整、練習が多いと思われますが、
できれば別の場所で練習しましょう。
・順番抜かしをしない。
みんな並んでいるのに、何だかんだと根拠のない理由を言って、
拝観や場所取りの順番抜かしをする方に何度か遭遇したことがあります。
常識です。やめましょう。
拝観受付をしていないのに、先に進んでいく方を見たことがあります。
数人で来て、そのうちの一人が拝観受付をし、
拝観料をまとめて払っていると主張していたようです。
つまらない考えは持たず、正々堂々と写真を撮りましょう。
・これらは、他人事ではなく、自分自身についてのことでもあります。
自分では気づかないうちに、既にマナー違反をしたり、
他の方に迷惑をかけたことがおそらくあると思います。
自分自身マナー違反をしないようにしたいと思います。
・今後もこのページは更新していく予定です。