日蓮宗の本山。
山号は広布山(こうふざん)。
本尊は十界大曼荼羅・日蓮。
応永十七年(1410年)日秀(関白近衛道嗣の長男)が今出川新町の道嗣邸内に造営し、
近衛内道場として繁栄した。
当初の寺名は広宣流布山本願満足寺(こうせんるふざんほんがんまんぞくじ)。
天文八年(1539年)に現在地に移転。
宝暦元年(1751年)に日凰が徳川吉宗の病気平癒を祈願して以降、徳川家の祈願所となった。
その後はたびたびの火災の被害にあったが、その都度再興された。
境内には非運の名勝とされる山中鹿之助の墓がある。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
本満寺は賀茂川の近く、西側にひっそりたたずむ寺院です。
ひっそりと佇むと言っても境内は結構広いです。
周辺は民家に囲まれ、しずかな雰囲気のお寺です。
境内には大きなしだれ桜の木や牡丹が植えられています。
本満寺は、普段は静かな境内ですが、春には一気に華やかになります。
樹齢90年を超えるとされる大きなしだれ桜があります。
大きいだけではありません。形が美しすぎるしだれ桜です。
円形で冠のような形をしています。華やかで青い空にも非常に映えます。
満開のこの桜を見るためだけに、本満寺に行く価値は十分あると思います。
しだれ桜が終わる頃には八重桜(里桜)も咲きます。
ピンクのモコモコした可愛く綺麗な花が境内を華やかにします。
また、八重桜は散った後はピンクの絨毯となり、散り桜としても楽しめます。
本満寺は以前は桜の穴場でしたが、今では有名となり、春には結構多くの人が来られます。
本満寺は牡丹の名所でもあります。
しだれ桜の前など境内にはたくさんの牡丹が植えられており、4月下旬から大輪の牡丹が咲きます。
白やピンク、紫や黄色の牡丹が見られます。
牡丹も以前よりだいぶ有名となり、今では穴場ではなくなっており、牡丹目当てに訪れる方も多いです。
住所:〒602-0802 京都府京都市上京区寺町通今出川上る二丁目鶴山町16
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 9:00~17:00
拝観料 ⇒ 境内無料
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)