実相院(じっそういん)(実相院門跡)

実相院(じっそういん)の説明

単立寺院(元は天台宗寺門派)。
山号は岩倉山。
本尊は不動明王。
摂関家の子弟が代々入寺したため、岩倉門跡とも呼ばれる。

寛喜元年(1229年)の創建。
近衛基道の孫・静基(じょうき)権僧正を開基とし紫野に創建され、その後五辻通小川へ移転。
そして応仁の乱の戦火を避けて、今も町名が残る上京区実相院町の地から岩倉へ移った。

その後もたびたび戦火にあったが、寛永年間(1624~44年)に復興し、
当時の門跡であった足利義尊のあとを後西天皇の皇子義延親王が継ぐと、
以後法統は代々皇孫をもって承継され、宮門跡としての寺格を有した。

本堂や四脚門、車寄せなどは享保年間(1716~36年)に移築した
承秋門院(東山天皇の中宮)の宮殿であり、御所の建築遺構でもある。
女院のお住まいとしての王朝建築美のなかにも風格あるたたずまいをみせる。

もとは蹴鞠の庭と伝えられる石庭と、反対側に位置する池泉回遊式庭園は全く趣きを異にする。
また、「滝ノ間」に映りこむ楓が「床緑」「床もみじ」と呼ばれ、四季折々の風情を見せる。

本尊の不動明王は鎌倉時代の作と伝えられる。
主に江戸狩野の絵師たちによる障壁画も多く所蔵され、現存する数少ない女院御所である。

(「京都岩倉 實相院・東山天皇の中宮 承秋門院ゆかりの実相院門跡 しおり」および
 「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)

実相院の特徴・見所

実相院の見所は複数の庭園や建造物、そして床もみじなどです。

庭園の一つの池泉式庭園は自然や緑溢れる庭園であり、苔や岩、燈籠などが配され、品のある美しい庭園です。
季節に応じて自然の庭園を楽しめます。もみじも多く秋には鮮やかな紅葉も見られます。

枯山水の石庭はさまざまな造作が施され、趣きある庭園となっています。
向かって左手にはもみじが大量にあり、秋には圧巻のもみじが楽しめます。
また、石庭には見事なしだれ桜があり、春は華やかな姿を見せてくれます。
秋の紅葉は非常に有名ですが、春の桜は京都洛北の穴場となっています。

床もみじは床にもみじや庭園が反射する光景です。
春から夏の緑、秋の赤、冬の雪の白など時期に応じて楽しめます。
床もみじは残念ながら撮影禁止となっています。

また、実相院では門跡寺院ならではの優美な建造物や文化財、障壁画なども見られます。

実相院の桜

実相院には山門付近や枯山水の石庭に桜があります。
中でも石庭のしだれ桜は非常に絵になる見事な桜です。

実相院は秋の紅葉では有名ですが、春の桜はあまり知られていません。
満開の時期に行っても観光客はほとんどいません。京都洛北の桜の穴場です。

実相院の紅葉

実相院は秋の紅葉の名所です。
山門付近、池泉式庭園、枯山水庭園、そして床紅葉など見所が非常に多いです。
中でも鮮やかで品のある池泉式庭園の紅葉、迫力ある圧巻の石庭の紅葉は見逃せません。
さすがに秋の紅葉シーズンは少し混みます。

実相院はこんな方におすすめ

  • 複数の庭園を見たい方
  • 自然、緑の豊かな池泉式庭園を見たい方
  • 水辺の景色が好きな方
  • 枯山水庭園が好きな方
  • 床もみじを見たい方
  • 迫力の紅葉を見たい方(秋)
  • 桜の穴場へ行きたい方(春)
  • 障壁画が好きな方
  • 京都洛北の名所を巡りたい方

実相院へのアクセス・拝観時間

住所:〒606-0017 京都府京都市左京区岩倉上蔵町121

※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。 
 時間はおおよその目安です。

拝観時間 ⇒ 9:00~17:00
拝観料  ⇒ 500円(大人一般)

実相院付近の観光名所

  • 妙満寺(2.3km ⇒ 徒歩30分)
  • 圓通寺(円通寺)(3.2km ⇒ 徒歩40分)
  • 針神社(2.6km ⇒ 徒歩33分)

※他の名所は一部を除きどこも距離がある為、バスや電車、タクシーなどの移動が良いと思います。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。

実相院の公式ホームページ

(※まだまだ作成、編集中です。)

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