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祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、
奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)。
摂社の疫社(えやみしゃ)に素盞鳴尊(すさのおのみこと)を祀る。
紫野社ともいう。
平安初期に疫病を祓うために京中の人々が当地に疫神を祀ったことに由来するとされる。
長保三年(1001年)の疫病流行の時には神殿を造営し、今宮神社と呼ばれるようになった。
創祀以来、一貫して疫病退散の神とされ、「やすらい祭」は疫神を鎮める鎮花祭(ちんかさい)として始まった。
今も門前で売られているあぶり餅は古くから祭の名物として知られ、これを食べれば疫病が祓えると伝えられる。
やすらい祭は広隆寺の牛祭(うしまつり)・鞍馬の火祭(ひまつり)とともに、京都三大奇祭の一つである。
境内には疫社・斎院(若宮社)など多数の摂末社が建ち、西陣機業者が祀った織姫神社(おりひめじんじゃ)もある。
また、手のひらで軽く三度叩いて持ち上げると大変重くなり、次に願いを込めて三度撫でて持ち上げ、
軽くなれば願いが叶うという「阿呆賢(あほかし)さん」という不思議な石も有名である。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
今宮神社は「玉の輿神社」として知られています。
もともとは無病息災・厄除けなどの神様ですが、今では玉の輿や縁結びの神様として有名です。
江戸時代に京都西陣出身の「お玉」という女性がいて、
大奥で一番出世したことが「玉の輿」の語源と一般には言われています。
今宮神社には縁結びのお守のみならず、玉の輿お守などもあります。
境内には雄大な本殿や疫社、拝殿、大きな赤い楼門、たくさんの末社などの多くの建造物があります。
本殿前には波模様の砂があり、庭園のような造りになっています。
また、敷石なども多くそれぞれの建造物に風情や見ごたえがあります。
境内には阿呆賢(あほかし)さんという「神占石(かみうちいし)」もあり、
願いが叶ったり、病気が治ったりする石とされています。
今宮神社は広い境内に緑や自然もおおく、季節に応じて新緑や青もみじ、紅葉なども楽しめます。
また、境内近くにあるあぶり餅屋さんも人気です。
今宮神社の境内にはもみじ・楓が多く植えられ、紅葉の隠れた名所となっています。
知名度はあまり高くありませんが、鮮やかな紅葉、豪快な紅葉、風情ある散紅葉などが楽しめます。
住所:〒603-8243 京都府京都市北区紫野今宮町21
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 境内自由/社務所 ⇒ 9:00~17:00
拝観料 ⇒ 境内自由
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)