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建仁寺の塔頭寺院。
本尊は阿弥陀如来。
入元僧の龍山徳見(りゅうざんとっけん)が創建した知足院に始まり、のちに両足院と改称。
両足院は「半夏生の庭」として知られる京都府指定名勝庭園「書院前庭」や
枯山水庭園「方丈庭園」といった美しい庭園を持つ。
また、伊藤若冲筆「雪梅雄鶏図」などの数々の美術品を所蔵することでも有名。
枯山水庭園は、三尊石組や須弥山など力強い立石が特徴的。
書院前庭には林泉庭が展開され、池畔に沿って打たれた飛び石は
池の北側の茶席水月亭に向かい、露地が形成されている。
この茶席は、織田有楽斎(おだうらくさい)の茶室如庵(じょあん)の写しであり、
露地・林泉は茶道藪内家五代の竹心紹智(ちくしんじょうち)の作と伝えられる。
書院前庭園では、六月下旬から夏にかけては池畔の半夏生が白く化粧を施し、より美しい庭へと変化する。
故に両足院は「半夏生の寺」とも呼ばれる。
(「臨済宗大本山建仁寺塔頭 両足院しおり」および
「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
両足院の見所として「半夏生の庭」と呼ばれる名勝庭園「書院前庭」や枯山水庭園の「方丈庭園」などがあります。
書院前庭(半夏生の庭)は池泉式の庭園であり、水と苔の美しい庭園です。
飛び石が配され、奥には茶席「水月亭」もあり、風情ある庭園ともなっています。
そして初夏には半夏生が見ごろを向かえ、美しい白い彩りの庭園となります。
方丈庭園は、苔をはじめ松や植物、緑が美しい庭園です。
岩も配され力強さも伴った庭園です。
どちらの庭園も緑、苔につつまれた見ごたえのある庭園です。
また、毘沙門天には狛犬ならぬ狛虎がおり、こちらも見所の一つです。
両足院は半夏生の寺とも呼ばれる京都でも屈指の半夏生の名所です。
初夏には葉っぱが白くなり、庭園に華やかな白い彩を加えます。
例年、この時期に両足院は特別拝観を行っています。
両足院は建仁寺の塔頭寺院です。
⇒建仁寺の説明・見所・アクセスなど
建仁寺には複数の塔頭寺院があります。
その他の代表的な塔頭寺院
住所:〒605-0811 京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町591
※交通手段はたくさんあります。京都東山・京都祇園の真ん中にあるので、いろんな所から歩いていけます。
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 通常非公開。例年、初夏(半夏生の時期)に特別公開有り。事前確認要。
拝観料 ⇒ 通常非公開。例年、初夏(半夏生の時期)に特別公開有り。事前確認要。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)