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京都市東山区にある坂。
三年坂(さんねんざか)とも呼ばれる。
清水寺の参道である清水坂から北へ続く石段の坂道をいう。
ただし、もう少し広い範囲をいうとする見解もある。
語源は諸説あるが、坂の上の清水寺にある子安観音へ安産祈願をするために登る坂であるため、
産寧坂と呼ばれるようになったと言われる。
この坂の下にある町家数軒は江戸時代の建物であるが、
地区内の他の建物はほとんどが明治以降のものである。
寺院・邸宅・町家・数奇屋などが緑とともに調和のある風景をつくっている。
産寧坂伝統的建造物群保存地区に含まれている。
この保存地区は京都で最初に特別保全修景地区に指定されたところである。
指定地区には円山公園から高台寺下、八坂五重塔、二年坂を経て産寧坂に至る範囲であり、
後に石塀小路が加えられた。
なお、幕末の明保野亭事件の舞台である。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
何といっても京都っぽい街並み、古風で風情ある雰囲気を楽しめます。
ここを目的に行くことよりも、清水寺へ行く際に通ることが多いと思います。
付近は京都のお土産屋さんや食べ物屋さんなどがたくさんあります。
京都にやって来た感、祇園に来た感を味わえます。
和装・着物も似合う場所です。
人気の観光名所だけあって、土日祝、平日に関わらず人が物凄いです。
人がいっぱいで進みたくても進めない時もあります。
清水寺へ急いでいる時などは、人がいっぱいでイライラしてしまいがちです。
ここはそういった場所(人がわんさかといて前に進めない場所)と割り切って、
心と時間に余裕とゆとりを持って楽しむのがよいと思います。
ただし、そんな産寧坂であっても、人がいない時間帯もあります。
早朝と夜です。人のいない産寧坂は格別です。
桜や紅葉シーズンは別ですが、朝は8時頃までは人がまばらです。
夜は9時以降は一気に人が減ります。
人がいっぱいで賑やかなのも楽しみの一つですし、人がいない時間帯も是非ともお勧めです。
産寧坂には見事なしだれ桜があります。
坂の上から古風な街並みと一緒に桜を眺めるのも良いですし、
坂の下から空に広がる桜を見上げるのも良いです。
風情ある街並みにしだれ桜が溶け込み、極上の京都の春の景色が楽しめます。
早朝や夜は人がおらず、産寧坂と桜を独り占めできる時もあります。
産寧坂および付近は昼間は物凄い人ですが、夜は一気に人が減ります。
夜の9時以降くらいになると昼間の人の多さが嘘のように物静かになります。
(ただし、桜や紅葉シーズンで清水寺がライトアップしている時期はもっと遅い時間帯です。)
しかも夜は趣きや雰囲気がかなり異なります。
夜の産寧坂は江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気となり、
昼間の賑やかさとは異なった情景を楽しめます。
産寧坂の雪景色は絶品です。
京都はイメージほど雪が積もらず、なかなか出会える景色ではありませんが、是非とも見て欲しい景色です。
古風な街並みが白くそまり、何ともいえない京都の姿をみせてくれます。
住所:〒605-0862 京都府京都市東山区清水2丁目
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
また、人がいっぱいで進めないため、徒歩時間は通常よりかかる場合があります。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)