目次
京都市東山区にある裏道。
明治時代に個人が開発した住宅地であり、下河原町から高台寺へ続いている。
元は圓徳院の所有地であったが、圓徳院の庭園の一部を取り崩して通り抜けの道を造営したとされる。
土地を溝のように削って道を通し、石垣を連ねているのが特徴的であり、
数奇屋風の瀟洒な家々には石段を上ってはいる。
石畳は京都市電に利用されていたものを敷いたとの説もある。
石塀小路は産寧坂伝統的建造物群保存地区に含まれている。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
知っている人は知っているけれども、知らない人は全く知らない京都の名所です。
細い道が続いており、場所によってはくねくねしています。少し迷路のようになっています。
両側は落ち着いた感じのお店が並んでいます。
お店とお店の間は文字通り石の塀になっているところや、木の塀になっている場所もあります。
とても風情があり、情緒溢れる小道、裏道です。
入口は東側(ねねの道・高台寺側)に1カ所、西側(鴨川・京阪電車・八坂神社側)に2カ所あります。
東側の入口はねねの道から入れます。
西側の入口は八坂神社の南楼門から南に続く道から入れます。知らないとまず入ることのない小道です。
以前は穴場でしたが、最近ではだいぶ知られるようになりました。
とは言ってもまだまだ知らない人の方が多いと思います。
八坂神社や高台寺、清水寺(あるいはそちらの方面)へ行く際に、是非とも立ち寄ってみて下さい。
歴史はそんなに古くはありませんが、京都っぽい風情ある雰囲気を存分に楽しめます。
くれぐれも騒がず、静かに通りましょう。
石塀小路の雪景色はとても風情があります。
ただでさえ趣きのある小道ですが、いっそう奥深さが感じられます。
雪が積もって清水寺や高台寺へ行く場合は、是非通ってみて下さい。
夜の石塀小路はかなり落ち着いた感じです。
もともとあまり人はいませんが、シンとした静けさと情緒ある雰囲気を楽しめます。
京都東山・祇園では毎年3月に東山花灯路と称して神社仏閣や名所でライトアップや催しが行われます。
石塀小路の毎年参加しており、露地行灯が小道を照らし風情ある情景とともに、幻想的な雰囲気にもなります。
住所:〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町463−29
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)