芳春院(ほうしゅんいん)

芳春院(ほうしゅんいん)の説明

大徳寺の塔頭寺院。
慶長十三年(1608年)に前田利家の夫人である松子(芳春院)が創建し、
寛政十年(1978年)、前田家の援助により再興した。
開祖は玉室宗珀(ぎょくしつそうはく)。

創建時の建物としては、前田利長の極彩色の霊屋と松子の霊屋が現存する。
寛政十年再建の楼閣「呑湖閣(どんこかく)」は、昭堂建築としては異色であり、
金閣・銀閣・飛雲閣とならび京の四閣とも称される。

庭園は元和三年(1617年)横井等怡(よこいとうい)と小堀遠州(こぼりえんしゅう)の作と伝えられる。
飽雲池(ほううんち)と呼ぶ池に打月橋(たげつきょう)が架かり、客殿と呑湖閣を結ぶ。

(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)

芳春院の特徴・見所

芳春院の魅力はまずは長い参道です。
脇には苔や岩が配され、もみじなども多く植えられています。
春から夏にかけては新緑や青もみじ、秋には紅葉が楽しめます。
また参道の先の門前の壁は独特の壁、模様になっています。
瓦で埋め込まれ不思議な模様の土塀となっています。

中には素晴らしい豪快な岩の配された池泉式庭園や枯山水庭園、
そして呑湖閣(どんこかく)があります。
呑湖閣は、金閣・銀閣・飛雲閣と並んで京の四閣と呼ばれています。
ただし、ほとんどは撮影禁止となっています。

芳春院の新緑・青もみじ

長い参道にはたくさんのもみじやカエデが植えられており、
春から夏にかけては鮮やかな緑が楽しめます。
また、紅い色の種類のもみじもある為、春にも色のコントラストが楽しめます。

芳春院の雪

芳春院の長い参道は風情があり、奥の壁は独特の模様の土塀です。
白く雪化粧した参道はより一層風情、情緒を感じられます。

大徳寺塔頭寺院

芳春院は大徳寺の塔頭寺院です。
大徳寺の説明

【他の代表的な塔頭寺院】

芳春院はこんな方におすすめ

  • 長い参道が好きな方
  • 独特の壁を見たい方
  • 風情ある雰囲気を感じたい方
  • 大徳寺へやって来た方
  • 京都へ何度か来ており新しい場所を発見したい方
  • 京の四閣の一つの呑湖閣を見たい方(特別拝観時)

芳春院へのアクセス・拝観時間

住所:〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町55

※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。 
 時間はおおよその目安です。

拝観時間 ⇒ 通常非公開。ただし参道までは公開。時間は不明。(※秋期に特別公開の場合有。事前確認要。)
拝観料  ⇒ 通常非公開。ただし参道までは公開、拝観自由。(※秋期に特別公開の場合有。事前確認要。)

芳春院付近の観光名所

※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。

芳春院を検索

(※まだまだ作成、編集中です。)

広告

  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。