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醍醐寺の寺宝の保存と公開を兼ねた施設。
昭和五年(1930年)の醍醐天皇千百年御遠忌に計画され、昭和十年(1935年)に開館。
醍醐寺では、京都で最も古い天暦五年(951年)建立の五重塔はじめ金堂、薬師堂などの
歴史的に貴重な建造物、さらには仏像・絵画・工芸品など10万点以上の寺宝を伝承。
これらを霊宝館にて安置、公開。
昭和五十四年(1979年)に新収蔵庫3棟を新築。
平成十三年(2001年)には上醍醐薬師堂の本尊である国宝・薬師三尊像を
中央に安置する大展示室を増設。
現在は諸堂に祀られている緒尊以外のほとんどの寺宝は霊宝館に安置。
霊宝館に保存する主な文化財として、
千手観音立像(重要文化財/平安時代)、如意輪観音坐像(重要文化財/平安時代)、
文殊渡海図(国宝/鎌倉時代)、不動明王坐像(重要文化財/鎌倉時代)、
阿弥陀如来坐像(重要文化財/平安時代)、訶梨帝母像(国宝/平安時代)、
聖宝理源大師筆処分状(国宝/平安時代)、五大尊像(国宝/鎌倉時代)、
鍍金輪宝羯麿紋戒体筥(重要文化財/鎌倉時代)、帝釈天像(重要文化財/平安時代)、
舞楽図 俵屋宗達筆(重要文化財/江戸時代)、地蔵菩薩立像(重要文化財/鎌倉時代)、
大日経開題 弘法大師筆(国宝/平安時代)、閻魔天像(重要文化財/平安時代)などがある。
(「世界文化遺産 醍醐寺 霊宝館 Daigo-ji Reihokan,Daigoji Temple しおり」より参照)
霊宝館では数々の醍醐寺に関連する仏像、芸術品などの文化財を見ることができます。
国宝指定、重要文化財指定の物や平安時代の物まで数多く見られます。
仏像や文化財が好きな方にはお勧めの場所です。
また、建物も気品溢れる造りになっています。
そして春は桜の名所であり、たくさんの人がお花見に訪れます。
霊宝館は京都の桜の名所です。
気品ある建物と合わせて大きなしだれ桜やソメイヨシノなどの桜が見られます。
中でも「醍醐御幸桜」と名付けられた大きなしだれ桜は圧巻です。
地面を覆うように広がっており、春には見事な光景を楽しむことができます。
ただし、春の桜の季節はかなり混みます。
霊宝館は醍醐寺の寺宝の保存と公開を兼ねた施設です。
⇒醍醐寺の説明・見所・アクセスなど
醍醐寺の代表的な塔頭寺院として三宝院(さんぼういん)があります。
⇒醍醐寺 三宝院の説明・見所・アクセスなど
京都には世界遺産が醍醐寺を含めて17ヶ所あります。
住所:〒601-1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 9:00~17:00
拝観料 ⇒ 600円(大人一般)(※醍醐寺(伽藍)・三宝院・霊宝館の3枚つづり共通券 ⇒ 1500円)
(※春季・秋季とその他の時期では拝観料が異なります。3枚つづり共通券のみ⇒800円など。事前に要確認。)
※随心院、勧修寺以外の名所はどこも距離がある為、電車やバス、タクシーの移動が良いと思います。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)