山号は仏徳寺。
本尊は釈迦如来。
天福元年(1233年)に道元が伏見の深草に道場を創建したとされる。
その後、廃絶していたが、慶安元年(1648年)には
淀城主の永井尚政(ながいなおまさ)が菩提寺として復興。
寺地は宇治七名園の一つの朝日茶園であった。
琴坂の桜、楓、山吹や境内のつつじ、さつきなどの風景は、
「春岸(しゅんがん)の山吹」「興聖の晩鐘」として宇治十二景の名勝の一つに数えられる。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
興聖寺の見所は独特の形の龍宮門や長い参道である琴坂、落ち着いた雰囲気の境内や自然などです。
龍宮門は柱(土台)が白色で、屋根が瓦屋根の独特の形をした門です。
あまり目にしない門であり、異国情緒溢れる光景を見られます。
また、龍宮門につづく長い参道である琴坂は自然、緑が豊かであり、
春から夏にかけては新緑や青もみじ、秋には紅葉が楽しめます。
また、龍宮門を背景にしての景色、あるいは龍宮門の下から見える景色等も楽しめます。
境内は広々とした空間であり、地面は苔に覆われています。
そして所々に力強い岩や燈籠、さつきなども配されています。
境内全体が庭園のようになっており、四方を囲むように伽藍があります。
落ち着いてた雰囲気が感じられるとともに、どこか力強さや異国の雰囲気も同時に感じられます。
興聖寺は紅葉の隠れた名所です。
興聖寺境内よりも、長い参道である琴坂にもみじ、カエデが多くあります。
秋には色とりどりの紅葉の長い参道、風情ある琴坂を楽しめます。
龍宮門を背景にした紅葉や、龍宮門下から見える琴坂の紅葉の情景も格別です。
住所:〒611-0021 京都府宇治市宇治山田27−1
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 不明。日中(9:00~16:00ころ)は開いていると思われます。
拝観料 ⇒ 境内自由
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)