真宗佛光寺派の本山。
山号は渋谷山(じゅうこくざん)。
本尊は阿弥陀如来。
建暦二年(1212年)流罪を許された親鸞が山科に一宇を建立し、興隆正法寺と号したとされる。
元応二年(1320年)に第七世了源が東山汁谷(渋谷)に移転。
寺号は後醍醐天皇より「阿弥陀佛光寺」の勅額を賜ったことにちなむ。
天正十四年(1586年)現在地へ移転。
伽藍は真宗寺院ならではの御影堂と本堂(阿弥陀堂)が並んで建つ形式。
本堂には本尊阿弥陀如来像と聖徳太子立像の他、真宗七高僧像を安置するが、
通常の真宗寺院における七高僧像が画像であるのに比べ、彫像であることが特徴。
なお、当寺は室町時代と明治時代に女性門主を推戴した歴史をもつ。
第九世了明尼公(了源の妻)と第二十七世真意尼公である。
特に真意尼公は幕末から明治の激変期に、
蛤御門の変で灰燼に帰した諸堂を再建したことで知られる。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
仏光寺は街中にありながら、雄大な伽藍が見所です。
阿弥陀堂と御影堂が一対をなすかのように並んで建つ姿は見ごたえ十分です。
そしてその阿弥陀堂と御影堂の間には渡廊下があり、
その前に見事な一対のしだれ桜があります。
春には雄大な伽藍を背景にした華やかな桜が楽しめます。
また、仏光寺は「佛光寺の標語」でも知られます。
毎月標語が掲げられ、ためになる、癒しになる、元気になるなど人気となっています。
さらに仏光寺の境内にはカフェがあり、お寺の中の珍しいカフェとしてこちらも人気です。
なお、仏光寺は正確には「佛光寺」と表記するようですが、
一般には仏光寺とも表記されることが多いです。
地名などは正式に仏光寺となっているところもあります。
佛光寺がお寺としては正確ですが、仏光寺のどちらでも問題ないと思われます。
仏光寺は隠れた桜の名所です。
阿弥陀堂と御影堂の中間くらいに一対の見事なしだれ桜があります。
春にはその雄大な伽藍と一緒に華やかな桜を楽しめます。
あまり知名度は高くなく、桜の隠れた名所、桜の穴場となっています。
住所:〒600-8084 京都府京都市下京区新開町397
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 9:00~16:00
拝観料 ⇒ 境内自由・無料
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)