祭神は菅原道真。
「錦の天神さん」とも呼ばれる。
菅原道真の父親である菅原是善の旧宅「菅原院」に創建。
長保年間(999~1004年)に嵯峨天皇の皇子源融公の旧邸のあった六条河原院に場所を移し、
歓喜寺の鎮守として創建され、知恵・文学・商売繁盛の神として信仰を集める。
約三百年の時を経て、後伏見天皇より「天満宮」の神号の直筆の文書を授与され、
その際、河原院跡を京都八幡善導寺に寄進し、塩竈宮を鎮守とする「歓喜光寺」と改名。
後に当天満宮が菅公聖跡二十五拝の第二番に位置づけられたのはその所以である。
その後「歓喜光寺」の創建から二百七十四年後、
桃山時代天正年間に行われた豊臣秀吉の都市計画によって、
「金蓮寺」の敷地に移転、以後四百年余「錦天満宮」として同地に鎮座。
社名は豊臣秀吉が現在地の錦小路東端へ移転したことにちなむ。
末社の床浦社(とこうらしゃ)には少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られ、
疱瘡(ほうそう)除けの神とされた。
地下三十数メートルから湧き出る「錦の水」は、京の名水として有名である。
年中17~18℃の水温を保っており、検査の結果、無味・無臭・無菌の良質な湧き水である。
(「錦天満宮立て札(駒札)」および「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
京の台所と言われる錦通の東の端に位置します。
その分あって商売繁盛の神様として有名です。
また、学業成就、大願成就、招福除災、厄除けなどのご利益もあります。
錦通にある鳥居は、ビルに埋まってしまっていることでも知られます。
神牛像(撫で牛さん)はみんなに撫でられすぎてピカピカになっています。
訪れた際は是非撫でてご利益にあやかって下さい。
京の名水として知られる湧き水の「錦の水」でも知られます。
境内は向かって左奥の方へ続いており、末社や願いが叶うとされる大願梅(たいがんうめ)などもあります。
境内は決して広くはありませんが、見所は多いです。
人はいつでも多いですが、朝一などは人のいない時間帯もあります。
住所:〒604-8042 京都府京都市中京区新京極通り四条上る中之町537番地
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 8:00~20:00
拝観料 ⇒ 境内自由
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)