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東本願寺(真宗本廟)の飛地境内地(別邸)。
陶淵明(とうえんめい)の詩にちなんで名付けられた池泉回遊式庭園。
枳殻(からたち)が植えられていたことから「枳殻邸(きこくてい)」とも呼ばれる。
国の名勝に指定されている。
寛永十八年(1641年)に三代将軍徳川家光からこの地(約一万坪)を与えられた宣如(せんにょ)が、
隠居後に石川丈山(いしかわじょうざん)らとともに作庭。
安政五年(1858年)と元冶元年(1864年)の二度にわたり園内の諸殿は焼失。
現在の建物は明治初期から順次再建されたものである。
庭園には四季折々の花々が咲き、その景観は「十三勝」や「十景」と称されている。
頼山陽は、滴翠軒(てきすいけん)・傍花閣(ぼうかかく)・印月池(いんげつち)・
臥龍堂(がりゅうどう)(焼失)・五松塢(ごしょうう)・侵雪橋(しんせつきょう)・
縮遠亭(しゅくえんてい)・紫藤岸(しとうがん)・偶仙楼(ぐうせんろう)(焼失)・
双梅檐(そうばいえん)・漱枕居(そうちんきょ)・回棹廊(かいとうろう)・
丹楓渓(たんぷうけい)を十三景と称した。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
渉成園は池のある広々とした庭園と古風なたくさんの建造物が見所です。
建造物は庭園の自然や池に溶け込み風情や情緒があります。
たくさんの種類があり、橋や楼閣などもあります。
庭園は四季折々に花々や木々を楽しめます。
春の梅や桜、秋の紅葉は当然ながら、その他の季節も多種多様な彩りが見られます。
広い庭園でゆっくり長閑に散策を楽しめます。
桜や紅葉の時期は多少混みますが、他の時期は人もまばらです。
多少混んだとしても庭園が広いため、混雑することもありません。
また、庭園からは京都タワーも見えます。
賛否両論あるようですが、過去と現在の融合した不思議な景色が見られます。
渉成園は春の桜の名所です。
桜の種類も多く、早咲きの桜からソメイヨシノ、しだれ桜など豊富です。
種類が多いため、桜を楽しめる期間も長いです。
住所:〒600-8190 京都府京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 9:00~17:00(※11月~2月 ⇒ 9:00~16:00)
庭園維持協力寄付金(「渉成園ガイドブック」付) ⇒ 500円(大人一般)
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)