法然院(ほうねんいん)


法然院(ほうねんいん)の説明

浄土宗系単立寺院。
山号は善気山(ぜんきさん)。
寺号は萬無教寺(ばんぶきょうじ)。
本尊は阿弥陀如来。

鎌倉時代の初め、鹿ケ谷の草庵で法然上人が弟子の住蓮・安楽とともに
阿弥陀仏を昼夜に六回拝む六時礼讃を勤めたのに由来する。

建永元年(1206年)十二月、後鳥羽上皇の熊野臨幸の留守中に、
院の女房松虫・鈴虫が住蓮・安楽を募って出家し上皇の逆鱗に触れるという事件が生じた。
法然上人は讃岐国へ流罪、住蓮・安楽は死罪となり、その後草庵は久しく荒廃した。
しかし、江戸時代初期の延宝八年(1680年)に
知恩院の萬無(ばんぶ)と弟子の忍澂(にんちょう)が念仏道場として再興した。

浄土宗内の独立した一本山であったが、昭和二十八年(1953年)に浄土宗より独立し単立寺院となった。

境内には谷崎潤一郎・九鬼周造・河上肇ら多くの文人の墓がある。

山門を入ると両側に「白砂壇(びゃくさだん)」という白い盛砂がある。
水を表す砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味している。

本堂は、延宝九年(1681年)に客殿造りの堂宇が完成し、
貞享五年(1688年)の再建の時に佛殿と拝殿を別設した。
堂内には、本尊阿弥陀如来坐像の他、観音・勢至両菩薩像、法然上人立像、萬無和尚坐像を安置している。
本尊前の須弥壇上には、二十五菩薩を象徴する二十五の生花を散華している。

方丈は貞享四年(1687年)、元は伏見にあった後西天皇の皇女の御殿を移建したものである。
狩野光信筆の襖絵と堂本印象筆の襖絵が納められている。

方丈庭園は、中央に阿弥陀三尊を象徴する三尊石が配された浄土庭園である。
方丈庭園の「善気水」は、中興以来絶えることなく湧き出しており、洛中名泉の一つとして知られている。

(「本山 獅子谷 法然院 しおり」および「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)

法然院の特徴・見所

法然院は何と言っても風情ある景色、古風な情景が見所です。
京都の中でも是非ともお勧めの寺院です。

境内は特別広くはありませんが、山門、白砂壇(びゃくさだん)、
玄関前、本堂前、放生池など見所が満載です。

特に山門は絶品です。昔の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気です。
外から見ても内から見ても非常に絵になります。
また、山門前の白砂壇も見事です。一対の白い盛砂があり、時期に応じて砂の上の絵が変わります。
白砂壇周りは美しい苔が生えており、落ち着いた静かな情景を醸しだしています。
山門両脇、白砂壇の上にはもみじがあり、新緑、青もみじ、紅葉のどの季節も楽しめます。
山門と白砂壇を一緒に眺めると非常に絵になります。

玄関前には苔やシダがあり、深い緑の空間が出来ています。
また、岩や木の根も見られ、極上の風情ある景色を楽しめます。

かなり期間は限定されていますが、伽藍内が特別公開される時期もあり、
伽藍内では本堂中庭や三銘椿の庭なども見られます。

法然院の椿

法然院は冬から春にかけて椿、散り椿の名所です。
風情ある境内にアクセントをそえるかのような鮮やかな椿や散り椿が楽しめます。
また、方丈内では三銘椿(さんめいちん)や手水鉢に浮かべられた色とりどりの華やかな椿を見られます。

  • 法然院の椿(作成予定)

法然院の新緑・青もみじ・苔

法然院は春から夏にかけて新緑・青もみじの名所です。
山門前、白砂檀前などが特に絵になる景色です。
また、境内にはたくさんの苔があり、深い緑を他の景色と共に楽しむことができます。

法然院の紅葉

法然院は秋は紅葉の名所です。
迫力のある紅葉ではなく、風情ある紅葉、落ち着いた紅葉、深い紅葉を見られます。
やはり山門前や白砂檀付近が一番絵になります。
しかし、多重石塔や散りもみじなど他にも見所も多いです。
是非ともお勧めの京都の紅葉名所です。

法然院の雪

法然院は京都に雪が積もった時にお勧めの場所です。
京都はイメージほど雪が積もりません。
雪が積もった時に何処へ行くかを前もって決めておくのが良いでしょう。
風情ありすぎる雪景色を見られます。

法然院はこんな方におすすめ

  • 風情ある景色が好きな方
  • 昔にタイムスリップした感覚を味わいたい方
  • 古風な情景が好きな方
  • 落ち着いた空間が好きな方
  • もみじが好きな方(紅葉・青もみじ共に)
  • 白砂檀を見たい方
  • 苔が好きな方
  • 京都には何度か来ており、新しい場所を開拓したい方
  • 谷崎潤一郎が好きな方

法然院へのアクセス・拝観時間

住所:606-8422 京都府京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地

※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。 
 時間はおおよその目安です。

拝観時間 ⇒ 6:00~16:00
拝観料  ⇒ 境内自由(※伽藍内特別公開期間中 ⇒ 伽藍内の拝観は有料・要確認)

法然院付近の観光名所

※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。

法然院の公式ホームページ

(※まだまだ作成、編集中です。)


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