琥珀流し 11月 柿　栖園の熟した旨味と風味

京都市中京区六角通高倉東入る南側堀之上町にある甘味処「栖園（せいえん）」さんです。

2016年11月3日訪問、撮影です。

栖園さんは京都の人気の甘味処、話題の甘味処です。
ネットやテレビ、雑誌などのメディアにも良く取り上げられます。

素晴らしい京町家の店構えです。
今回は賑やかな雰囲気の暖簾がかかっています。暖簾は何種類もあるようです。

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落ち着いた雰囲気、色合いの中庭です。窓際の席がとれました。

１０時開店の京都の甘味処やスイーツ店は、午前１１時ころが人が少なく空いていることが多いです。
開店の直後は待っているお客さんが結構いる場合があります。
そのお店目的で京都に来ている方は、開店前から並んでいることが多いです。

他の目的で京都に遊びに来た人が、お昼を食べるお店を探し出すのが１２時ころです。
その為、最初の開店直後のお客さんがいなくなった１１時ころが狙い目です。

毎日物凄い行列ができるお店（アウームや抹茶館など）はそう上手くいきませんが、
栖園さんは１１時ころが空いています。

１１時になんか行かないよ、って思う方がいらっしゃればまさにその通りです。
だから空いているんです。

栖園さんのメニューです。

秋冬用のメニューです。あったかい系の食べ物もあります。

「琥珀流し」（税込660円）をいただきました。

琥珀流しは栖園（せいえん）さん特製の寒天（寒天ゼリー）です。

毎月味が変わります。

１１月は柿味です。

しばらくすると登場です。

やはり見た目が美しい。中庭を背景にした琥珀流しです。

１１月の柿味は、７月のペパーミント味や９月のぶどう味などと並び、
煌びやかで綺麗な琥珀流しの上位に来ると思います。

鮮やかなオレンジと透きとおる寒天と蜜です。

上にゴロンとした柿の果実が乗っています。
11月の柿味は他の月の琥珀流しよりやや甘めです。蜜も少しトロッとしています。
今月に限ったことではありませんが、かなり美味しいです。

柔らかく美しいプルプルの寒天です。

熟した柿の果実がいっぱい入っています。
これが凄い味と食感です。ジュクジュクに熟して形が崩れそうな柿の実の真ん中にあるアレです。

柿が好きな方には是非ともお勧めの琥珀流しです。

ちなみに下の３枚の写真は昨年（2015年）に撮影したものです。
光りの当たり具合などの関係から色合いなどが少し違って見えます。

蜜の中に熟した柿とプルプルの寒天が入った琥珀流しです。

見た目も味も美しい柿味の琥珀流しです。

今月も楽しく美味しくいただけました。

来月の１２月で今年も琥珀流しはコンプリートです。２年連続の制覇となります。
紅葉があるため、来月は中旬以降の訪問になるかも知れません。

１年１２ヶ月の全琥珀流し完全制覇！コンプリート！

• １月の琥珀流し（白味噌）
• ２月の琥珀流し（チョコあられ）
• ３月の琥珀流し（甘酒）
• ４月の琥珀流し（桜蜜）
• ５月の琥珀流し（抹茶と小豆）
• ６月の琥珀流し（梅酒）
• ７月の琥珀流し（ペパーミント）
• ８月の琥珀流し（冷やし飴）
• ９月の琥珀流し（葡萄）
• 10月の琥珀流し（栗と小豆）
• 11月の琥珀流し（柿）
• 12月の琥珀流し（黒豆）