東海庵(とうかいあん)

東海庵(とうかいあん)の説明

妙心寺の塔頭寺院。
文明十六年(1484年)、斎藤越前守利国夫人の利貞尼(りていに)が創建。
開祖は悟渓宗頓(ごけいそうとん)。

書院西庭は文化十一年(1814年)東睦(とうぼく)和尚の作。
「書院庭園」として国の名勝および史跡に指定。
庭の石にはそれぞれ名前がつけられ、江戸末期の庭園意匠の形式がうかがえる。
書院西庭、方丈前の庭および坪庭はそれぞれ趣を異にしており「東海一連の庭」と称される。

(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)

東海庵の特徴・見所

東海庵の見所は趣の異なる三つの庭園です。
庭園には「体の庭」「相の庭」「用の庭」があります。

「体の庭」はあえて何もない砂庭です。無から何かを悟るという意味なのかも知れません。
「相の庭」は苔と植物の庭園であり、岩や飛び石が配され、燈籠などもあります。いわゆる日本庭園っぽいお庭です。
「用の庭」は坪庭です。波型の砂に岩が配されています。
岩は地中の方が大きく、地上で見えている部分の方が小さいとも言われます。

それぞれ全く違う雰囲気、趣の枯山水庭園が楽しめます。

東海庵は通常非公開です。
毎年、時期に応じて特別公開がされるわけではなく、特別公開が行われるのは稀です。
特別公開が行われることが決まれば、是非とも行っておいた方がいいと思います。
次はいつ公開されるか分りません。

東海庵は妙心寺の塔頭寺院

妙心寺の説明・見所・アクセスなど
東海庵は妙心寺の塔頭寺院です。

他の代表的な妙心寺の塔頭寺院です。

東海庵はこんな方におすすめ

  • 枯山水庭園が好きな方
  • 複数の庭園を見たい方
  • 坪庭が好きな方
  • 石庭、砂庭が好きな方
  • 少しマニアックな京都のお寺へ行きたい方
  • 妙心寺へやって来た方

東海庵へのアクセス・拝観時間

住所:〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町61

※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。 
 時間はおおよその目安です。

拝観時間 ⇒ 通常非公開(※特別区公開が行われること有)
拝観料  ⇒ 通常非公開(※特別区公開が行われること有)

東海庵付近の観光名所

  • 仁和寺(1.4km ⇒ 徒歩19分)
  • 龍安寺(2.2km ⇒ 徒歩30分)
  • 等持院(1.8km ⇒ 徒歩24分)
  • 平野神社(2.6km ⇒ 徒歩33分)
  • 北野天満宮(2.6km ⇒ 徒歩33分)
  • 大将軍八神社(2.1km ⇒ 徒歩26分)
  • 法金剛院(750m ⇒ 徒歩10分)
  • 東映太秦映画村(1.6km ⇒ 徒歩21分)
  • 法輪寺(達磨寺)(1.5m ⇒ 徒歩19分)

※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。

東海庵の公式ホームページ

(※まだまだ作成、編集中です。)

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