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祭神は清原頼業(きよはらのよりなり)。
頼業は平安末期の儒者であり、その没後に設けられた廟所に由来する。
後嵯峨天皇(一説に亀山天皇)が嵐山に遊行(ゆぎょう)した時、
社前で牛車が動かなくなったため、門前右側の石を車折石(くるまざきのいし)(車前石)と呼んで、
正一位車折大明神の神号を贈ったと伝えられる。
商売繁盛・売掛金回収のご利益があるとされ、祈念神石を持ち帰り、
願いがかなえば倍の数の石を返納するとされる。
なお、境内には芸能の神を祀る芸能神社があり、古来芸道上達を祈願する人に篤い崇敬を受けている。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
車折神社は開運、金運、厄除けなどのご利益、京都嵐山のパワースポットとして知られています。
赤い鳥居の建つ本殿は非常に荘厳で美しいです。
また、赤色をベースにした中門や手水舎なども独特の雰囲気を持っています。
車折神社は桜の名所であり、春はより一層華やかな雰囲気となります。
境内にはもみじ・カエデも多く、春から夏にかけては新緑や青もみじが楽しめます。
そして秋には鮮やかな紅葉が見られる紅葉の名所です。
さらに、車折神社は境内社の芸能神社でも有名です。むしろこちらの方が有名かもしれません。
車折神社と芸能神社は一般的にまとめて、あるいは同じ神社として紹介されることもあります。
しかし、実際は別の神社です。車折神社自体が公式に別と宣言(ホームページにも記載)しています。
車折神社=芸能神社ではありませんので注意しましょう。
この境内社の芸能神社は芸能、芸術の神様です。
芸能人やスポーツ選手などの有名人の玉垣で知られます。
境内にはたくさんの有名人の名前の入った玉垣がずらっと並んでいます。
好きな有名人の玉垣がないかを探している方もたくさんいます。
車折神社は桜の名所です。
早咲きの桜も多く、例年3月下旬から桜が見ごろをむかえます。
濃いピンク色をした寒緋桜や天を覆うような渓仙桜(けいせんざくら)というしだれ桜でも知られます。
春の桜の時期にはメジロや野鳥も訪れ、賑やかな春の雰囲気を楽しめます。
車折神社、芸能神社にはもみじが多く、春から夏にかけては鮮やかな新緑や深い青もみじが楽しめます。
特に本殿前の赤い鳥居と緑のもみじのコントラストは見事です。
車折神社、芸能神社は紅葉の名所です。
本殿前の赤い鳥居では燃えるような真っ赤な紅葉が見られます。
また、芸能神社では赤い玉垣の上に鮮やかな紅葉が広がり、
非常に独特であり、かつ絵になる秋の風景を楽しめます。
住所:〒616-8343 京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 9:00~17:00
拝観料 ⇒ 境内自由
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)