東福寺の塔頭寺院。
臨済宗東福寺派。
明徳元年(1390年)に岐陽方秀(きようほうしゅう)が開創。
京都十三仏霊場。
西郷隆盛が幕末に、勤王の僧・月照と維新へ向けて密議を交わした場所とされている。
九山八海の庭は、江戸時代中期に作庭。
その後荒廃していたものを重森三玲(しげもりみれい)が昭和四十五年(1970年)に復元。
九山八海(くせんはっかい)とは、須弥山を中心に八つの山脈と八つの海がとりまくという仏教の世界観である。
中心の遺愛石(いあいせき)を須弥山に見立て、白砂の波紋が山海を表現している。
臥雲の庭は、寺号「霊雲」を主題にした創造的な枯山水庭園である。
重森三玲による作であり、渓谷に流れる川の流れと、山腹に湧く雲を白砂や鞍馬砂で表現している。
霊雲院の見所は重森三玲作の枯山水庭園です。
背景に緑を取り入れた独特の石庭の「九山八海の庭」と、
川の流れや雲を白砂や茶色の鞍馬砂で表現した「臥雲の庭」があります。
霊雲院の知名度はおそらくあまり高くはありませんが、独特の雰囲気の素晴らしい枯山水庭園を見られます。
東福寺の隠れた名庭、穴場の庭園と言って良いでしょう。
是非とも一度は見ていただきたい枯山水庭園です。
霊雲院は東福寺の塔頭寺院です。
⇒東福寺の説明・見所・アクセスなど
その他の東福寺の代表的な塔頭寺院です。
住所:〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目801
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 9:00~16:00
拝観料 ⇒ 300円(大人一般)
※京都の他の名所にはどこも少し距離があります。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)