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祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)、佐田彦大神(さたひこのおおかみ)、
大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)、田中大神(たなかのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)。
全国に約三万ある稲荷大社の総本宮。
和銅四年(711年)に秦伊呂具(はたのいろぐ)が稲荷山の三ヵ峰(みつかみね)に
三柱を創祀したのが始まりとされる。
「山城国風土記」逸文には、伊呂具が餅を的にして矢を射ったところ、
その餅が白鳥になって山の峰に飛んで行き、そこに稲が生えたので「稲荷(イナリ)」の社名になったと伝える。
天長四年(827年)に空海が東寺の鎮守神として稲荷神を祀り、
歴代天皇の行幸とともに民間にも広く信仰され、平安京の五条以南が氏子圏となり、祇園社と京を二分した。
応仁の乱で焼亡した本殿は、明応八年(1499年)に再興され、
幾度かの修造をかさね現在は重要文化財に指定されている。
他に御茶屋(おちゃや)が重要文化財に指定されている。
この御茶屋は二部屋からなり、後水尾院から拝領したと伝える。
書院造から数寄屋造へと映る遺構を残す建物であり、茶趣味あふれる貴人好みの御茶屋の代表例として貴重である。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
伏見稲荷大社の見所は、まずは何といっても千本鳥居です。
千本鳥居と呼ばれるのは、本殿裏から奥社へ続く参道です。
赤い鳥居の参道がずっと続き、途中二手に道が分かれています。
いろいろな表現がされ、神秘的、幻想的、荘厳、綺麗、場合によっては怖いなどと言われることもあります。
ただし、鳥居が続くのは千本鳥居の場所だけではなく、稲荷山の参道にもずっと続いています。
稲荷山はかなりハードです。
軽い気持ちで登ればたいへんなことになります。
と言うか、途中で引き返すことになるかも知れません。
坂道、石段がずっと続いており、普段から山登りに慣れている人でなければ山頂まで登るのはかなりきついです。
しかし、風情ある鳥居の参道やたくさんの境内社、池や自然など見所は満載です。
しんどい思いをして一度は登ってみる価値はあると思います。
伏見稲荷大社には、他にも綺麗な社殿、拝殿、立派な楼門などがあり、見所はたくさんあります。
伏見稲荷大社は京都の超人気観光名所です。
清水寺や金閣寺をおさえて、近年は外国人観光客の一番の人気の名所にもなっています。
時間帯にもよりますが、人はかなり多いです。
住所:〒612-0882 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 境内自由
拝観料 ⇒ 境内自由
※東福寺などを除いては他の京都の名所へは距離がある為、バス、電車、タクシーなどの移動が良いと思います。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)