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京都市伏見区を流れる運河・内陸の河川港。
文禄三年(1594年)豊臣秀吉の伏見城築城にともなう建築資材などを運搬のため造営。
伏見城の外堀であった濠川につながり、宇治川派流沿いには江戸時代には宿屋や酒蔵など建てられ、
資材や生産品を運ぶ小船が往来していた。
宇治川派流付近では、伏見酒蔵の街並みが有名であり京都らしい古風な建物が並ぶ。
伏見は城下町として建設されたが、江戸時代には東海道の淀川の港として賑わった。
かつては伏水とも書かれ、良水に恵まれた土地であった。
明治時代以後それを生かした酒造業が販路を全国に広げ盛んになった。
油掛通から宇治川派流の間の酒蔵と街並みは、
京都市の伏見南浜界わい景観整備地区に指定されている。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
宇治川派流は一般には京阪中書島駅を囲むようにして流れる運河のことです。
京都っぽい古風な街並み、風情ある景色が見られます。
柳や桜の木、紫陽花や花々も多くあり、季節に応じて華やかな雰囲気も楽しめます。
人もあまりおらず、のんびりと川辺の散策ができます。
宇治川派流には、多くの名所があります。
坂本龍馬で知られる寺田屋や、月桂冠大倉記念館や月桂冠旧本社、大倉家本宅など趣きある建物が見られます。
また、宇治川派流では伏見十石舟(ふしみじっこくぶね)と言われる遊覧船もあります。
宇治川にかかる付近には三栖閘門などもあり、春には桜と一緒に楽しめます。
宇治川派流付近から北側には伏見酒蔵が建ち並び、独特の雰囲気が味わえます。
松本酒造や京姫酒造、黄桜記念館などが見所です。
宇治川派流は桜の名所です。
春には川沿いにたくさんの桜が咲きそろいます。
あまり知られていないかも知れませんが、
かなりたくさんの木があり、びっしりと咲きそろいます。
まだまだ若い桜の木や小さな桜の木が多いですが、これから年々迫力を増していくと思います。
宇治川派流では、初夏にはたくさんの紫陽花が楽しめます。
回りの街並みや水辺の景色に溶け込んだ美しい紫陽花です。
京都の隠れた紫陽花の名所と言ってよいでしょう。
住所:〒612-8043 京都府京都市伏見区南浜町
(宇治川派流は一定地域を指すため、月桂冠大倉記念館付近を基準にしています。)
※上記は一般的なアクセス方法です。
(宇治川派流は一定地域を指すため、月桂冠大倉記念館を基準にしています。)
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
※宇治川派流からは京都の他の名所は距離がある為、電車やバス、タクシーでの移動が良いと思います。
(※まだまだ作成、編集中です。)