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伊根の舟屋は、京都府与謝郡伊根町の伊根地区(伊根浦)、伊根湾周辺に建ち並ぶ民家であり、
1階が船の収納庫・船揚場・物置・作業場などになっており、
2階が住居・民宿・お店などを備えたこの地区独特の伝統的建造物である。
伊根湾は日本海側としては珍しい南向きの魚港である。
この伊根湾を取り囲むように周囲5キロメートルほど建ち並ぶ舟屋を「舟屋群」とも呼ぶ。
海面すれすれの高さに舟屋が建てられているため、家が海に浮かんでいるような景観となっている。
海側から見る舟屋群の景観や、舟屋側から見る海の景観は、伊根町の代表的な観光資源となっている。
舟屋は江戸時代中期頃から存在しているとされ、現在でも230棟以上が確認されている。(2016年5月現在)
平成17年(2005年)に「伊根浦」は漁村としては全国で初めて、
国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けた。
伊根の舟屋の見所として、まずは舟屋云々以前に伊根湾の海が凄い綺麗です。
人がたくさん(たくさんと言っても都会ほどではもちろんありませんが)生活しているのに、透きとおる海の水です。
近くで見れば透明の海、遠くから見れば青い海です。
舟屋は海岸沿いにずらっと建ち並んでいます。他にはない独特の情緒溢れる海の景色です。
初めて訪れた際は、当然街中では見られない全く新しい京都の街並みに驚きます。
「海の京都」として以前よりは認知度が上ってきていますが、
まだまだ知られていない素晴らしい京都の景色、街並みです。
舟屋は2階建てが通常ですが、中には3階建ての舟屋などもあります。
また、場所によっては前列(海岸沿い)だけではなく、後列(海岸から一つ後ろ)にも建っています。
それを舟屋と呼ぶかは別として、独特の海の情景として楽しめます。
京都市内からならば日帰りでも十分行けます。
少し遠くからでも一泊すれば十分回れます。
この海の美しさと風情ある街並みの素晴らしさを知って欲しいと思います。
是非ともお勧めの場所、海の京都です。
伊根の舟屋には見方がいろいろあります。
海側から見る舟屋群、通りから見る舟屋、上から見下ろす舟屋群などです。
どこから見るかによって当然ながら趣がかなり異なってきます。
まずお勧めは海から見る舟屋群です。一番代表的な楽しみ方です。
伊根町の平田というところに「伊根湾めぐり遊覧船のりば」があります。
遊覧船は大人680円でかなり安いと思います。
遊覧船が出航するとともにたくさんのカモメがやってきます。
カモメ用の餌が売っており、手渡しで餌をあげることができます。
カモメは船と同じ速さで飛んでくれます。
次に景色です。絶景です。
綺麗な青い海に情緒ある舟屋が建ち並びます。他では見ることができない景色です。
舟屋が海面に浮かんでいるようにも見えます。
舟屋と反対方向の海側を見ても素晴らしい景色です。ところどころ島や丘が見える京都とは思えない海の景色です。
時間は25分くらいです。
「伊根湾めぐり遊覧船のりば」は、
「丹海バス(丹後海陸交通バス)」の伊根線、蒲入線、経ヶ岬線の「伊根湾めぐり・日出」バス停が最寄です。
舟屋の里公園(伊根湾舟屋群展望台)からは伊根湾、舟屋群を上から眺めることが出来ます。
遊覧船ほど有名ではありませんが、こちらも絶景です。
青い海に緑の丘、建ち並ぶ舟屋群に行きかう船の景色が見られます。
遊覧船のりばからは十分歩ける距離です。海も綺麗なので歩いてもいいと思います。
本数は多くありませんが、バスもあります。
「舟屋の里公園(伊根湾舟屋群展望台)」は、
「丹海バス(丹後海陸交通バス)」の伊根線、蒲入線、経ヶ岬線の「舟屋の里公園前」が最寄です。
丘を少し登れば直ぐにつきます。
伊根町では例年、8月下旬くらいに伊根湾での花火大会が行われます。
花火大会としての規模は大きくありませんが、色とりどりの花火、多種多様な花火があがります。
風情ある街並みや海と一緒に綺麗な花火を楽しめます。
住所:〒626-0400 京都府与謝郡伊根町(伊根湾周辺)
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
遊覧船営業時間 ⇒ 9:00~16:00
遊覧船運賃 ⇒ 680円(一般)
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)