山号は魚山(ぎょざん)。
本尊は薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来の三尊仏。
仁寿年間(851~54年)に円仁が天台声明(しょうみょう)の道場としたのに始まるとされる。
天仁二年(1109年)には融通念仏(ゆうづうねんぶつ)の開祖である
良忍(りょうにん)が再興し、来迎院と呼んだ。
以後、勝林院とともに声明・音律の忠臣となった。
天台宗最高の質をもつ聖教(しょうぎょう)・古文書を伝える如来蔵(経蔵)などを所蔵する。
(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
来迎院は大原の中でも少し奥(東)の方にあるお寺であり、自然の中にひっそりと静かに佇むお寺です。
観光客はあまりおらず、京都大原の中でも穴場のお寺と言って良いでしょう。
来迎院は春から夏にかけては新緑、青もみじが美しく、秋には紅葉の名所となります。
静かにゆっくりお堂、庭園を拝観することができます。
来迎院本堂には藤原時代の「薬師如来(やくしにょらい)」「釈迦如来(しゃかにょらい)」
「阿弥陀如来(あみだにょらい)」の三如来坐像が並んで安置されており、
訪れた際には是非とも拝観しておきたい仏様です。
来迎院は声明・音律のお寺であることから、
耳の不自由な方やご家族らが治癒のためのお祈りに訪れることもあるようです。
来迎院は春から夏にかけては本堂前をはじめとして美しい新緑や青もみじが見られます。
また、境内には苔が多く鮮やかで、かつ静かな緑の世界を楽しめます。
住所:〒601-1242 京都府京都市左京区大原来迎院町537
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 9:00~17:00
拝観料 ⇒ 400円(大人一般)
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)