貴船神社(きふねじんじゃ)

貴船神社(きふねじんじゃ)の説明

祭神は高龗神(たかおかみのかみ)。

神武天皇の皇母の玉依姫(たまよりひめ)が黄船(きふね)に乗って
貴船川をさかのぼり、当地に祠(ほこら)を建てたことに始まるとする説がある。
あるいは、樹木を育成する神である木生根(木生嶺)(きぶね)の神ともされ、
平安遷都後に当地が賀茂川の水源地にあたるため、水神として祀るようになったという説もある。
古くから水の神として崇敬を集めている。

平安末期から明治四年までは上賀茂神社の摂社でもあった。
かつて社殿は現在の奥宮の地にあったが、貴船川の氾濫で流出し、
天喜三年(1055年)現在地へ移転した。

(「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)

貴船神社の特徴・見所

貴船神社の見所は神秘的、神聖な雰囲気の境内と貴船川を中心とする自然です。

貴船神社は貴船川沿いに鎮座しますが、まずこの貴船川が美しいです。
自然や緑につつまれた清らかな流れの貴船川は四季折々に綺麗な彩りも見せてくれます。
新緑や青もみじ、紅葉など様々です。
また、貴船川沿いには烏帽子岩、蛍岩などの様々な形をした岩、由縁のある岩などもあります。

叡山電車の貴船口から貴船神社までは貴船川沿いを歩いて行きます。
結構距離があり、通常30分ほどかかりますが、美しい景色を眺めながらゆっくり歩きのも良いでしょう。
ただし、車には気をつけましょう。

貴船神社の有名なところは、何といっても赤い灯籠の並んだ石段です。
鳥居から本殿に石段が続きます。
さらに本殿からも奥宮の方まで風情ある赤い灯籠の参道が続きます。
風情があり美しくも厳粛な雰囲気の石段、参道です。

本殿は全面がガラス張りの美しい形、色合いをしています。
本殿前には馬の神馬の像が祀られています。
貴船神社は絵馬発祥の地とも言われています。

本殿付近には大きくはありませんが、綺麗な石庭(砂庭)や御神水、御神木などがあります。
そして本殿向かいには龍船閣があり、貴船川や山の風景を見渡せる場所となっています。

本殿から更に参道が続き、結社(中宮)、天乃磐船、相生の杉、奥宮へとつながります。
貴船神社は自然とともに境内社なども見所の一つです。

なお、貴船神社のある地域は貴船(きぶね)と言いますが、
貴船神社は水の神様のため、濁らずに貴船(きふね)神社と呼ばれます。
水お守や水占いも人気です。

貴船神社の新緑・青もみじ

貴船神社および貴船川は自然や緑、様々な木々や植物につつまれています。
春から夏にかけては鮮やかな新緑や深い青もみじなどが楽しめます。
また貴船川では夏の風物詩の川床もあり、貴船独特の涼しげで風情ある情景も楽しめます。

さらに例年、七夕のころには「七夕笹飾り」が行われ、ライトアップも催されます。
より一層幻想的な雰囲気につつまれます。

貴船神社の紅葉

貴船神社および貴船川は紅葉の名所です。
貴船川では綺麗な川と鮮やかな紅葉の美しい秋の情景が楽しめます。
貴船神社では、赤い灯籠の並んだ石段や本殿の上で色とりどりの見事な紅葉が見られます。
また、本殿のガラスには向かいの紅葉が映り、華やかな紅葉の風景も楽しめます。
そして、本殿向かいの龍船閣からは空いっぱいに広がる紅葉を見られます。

貴船神社の雪景色

貴船神社は雪が積もれば何とも神秘的、幻想的な雪景色が楽しめます。
石段と赤い燈籠の風情ある雪景色、本宮の厳かな雪景色、
奥宮の真っ白な圧巻の雪景色、雪の華が咲く美しい貴船川の雪景色などが楽しめます。

貴船神社はこんな方におすすめ

  • 赤い灯籠の石段を見たい方
  • 風情ある参道が好きな方
  • 水が好きな方
  • 木が好きな方
  • 絵馬が好きな方
  • 綺麗な川が好きな方
  • 自然につつまれた神社へ行きたい方
  • 神秘的、神聖な雰囲気が好きな方
  • 水占いをしたい方
  • 水お守が欲しい方
  • 都会の喧騒から離れたい方
  • 鞍馬寺へやって来た方

貴船神社へのアクセス・拝観時間

住所:〒601-1112 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。

拝観時間 ⇒ 6:00~20:00
拝観料  ⇒ 境内自由

貴船神社付近の観光名所

  • 鞍馬寺本殿・山頂まで/鞍馬山経由(1.0km ⇒ 徒歩40分~50分)
  • 鞍馬寺仁王門まで(3.5km ⇒ 徒歩1時間)

※徒歩圏内の有名な名所は鞍馬寺のみです。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。

貴船神社の公式ホームページ

(※まだまだ作成、編集中です。)

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