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祭神は本殿に神功皇后(じんぐうこうごう)、素盞鳴命(すさのおのみこと)ほか五神。
東殿に天武天皇ほか一神。西殿に早良親王ほか二神。
十二柱に及ぶ神々を祀り、古来朝廷より庶民まで崇敬が篤く、
洛南深草の産土神(うぶすながみ)として崇敬されている。
毎年五月五日に行われる藤森祭(深草祭)で曲乗りの妙技で有名な「駈馬(かけうま)神事」が行われることから、
勝運と馬の神社として特に信仰が厚く、騎手をはじめ競馬関係者の参拝が多い。
また、藤森祭は「菖蒲の節句」発祥の祭として知られ、節句に飾る武者人形には藤森の神が宿るとされる。
菖蒲が勝負に通じることも勝負ごとの神様とされている所以である。
さらに、日本書紀の編者であり、日本最初の学者である舎人親王(とねりしんのう)
を祭神としていることから、学問の神としても信仰されている。
本殿は、正徳二年(1712年)に中御門天皇より賜った
宮中内侍所(ないしどころ)(賢所(かしこどころ))の建物といわれる。
本殿背後東にある八幡宮は応神天皇を祀り、西にある大将軍社は磐長姫命(いわながひめのみこと)を祀る。
大将軍社は平安遷都の際、王城守護のため京都の四方に祀られた社の一つであるといわれ、
古来より方除けの神として信仰されている。
本殿東の神功皇后が新羅侵攻の際に軍旗を埋納したといわれる旗塚や、
二つとない良い水として名付けられたという名水「不二の水」は有名である。
近年は六月の紫陽花も有名であり、「紫陽花の宮」とも呼ばれる。
(「京都市立て札(駒札)」および「増補版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」より参照)
藤森神社は競馬の神社、競馬の神様として有名です。
競馬に限らず勝負ごとの神社、勝運の神社として知られますが、競馬の神社として一番知られています。
境内には競馬関係の絵なども飾られ、競馬の絵馬もあります。
また、競馬関係、馬関連のお守なども多くあります。
建造物としてはどっしりと構える本殿、雄大な拝殿、多くの末社などが見られます。
境内には紫陽花苑があり、初夏には紫陽花まつりも開かれます。
他にも金太郎像や神鎧像、七福神や不二の水などもあり見所が多いです。
お正月には拝殿に馬の大絵馬が飾られます。
「馬」と「左馬」の字が書かれた二つの大絵馬が見られます。
藤森神社は京都のアジサイの名所です。
初夏には第一紫陽花苑、第二紫陽花苑で色とりどりのアジサイが楽しめます。
例年、第一紫陽花苑の方が第二紫陽花苑よりも早く見ごろをむかえます。
住所:〒612-0863 京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
拝観時間 ⇒ 9:00~16:00
拝観料 ⇒ 境内自由・無料(※紫陽花まつりの際の紫陽花苑は有料。事前確認要。)
※他の京都の名所へは距離がある為、電車やタクシーなどの移動がいいと思います。
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)