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八瀬(やせ)は、京都府京都市左京区にある地名。
高野川沿いの若狭街道に点在する山間の地であり、東には比叡山、西には瓢箪崩れ山を望む。
大原とともに大原口の近くでもある。
昭和二十四年(1949年)に京都市に編入。
かつては旧愛宕(おたぎ)郡小野郷に属し、中世には八瀬庄(やせしょう)とも呼ばれた。
八瀬の地名の由来については複数の説がある。
壬申の乱(672年)の際、天武天皇(大海人皇子)がこの地で背中に矢が刺さり(矢背)、
その傷をかまぶろで癒したという説がある。
あるいは、この地域を流れる高野川に岩瀬や急瀬などが多く、八つの瀬があったのが由来とする説もある。
古くから八瀬で生活してきた人々のことを八瀬童子という。
旧若狭街道(鯖街道)沿いの地で、薪炭の生産が行われていたことで知られる。
天皇の大礼(たいれい)・大喪(たいそう)の際には、
葱花輦(そうかれん)を担ぐ駕輿丁(かよちょう)という役を務めていた。
現在でも京都の三大祭の一つである葵祭の際には、天皇の輿丁(よちょう)の扮装で参加している。
高野川(たかのがわ)は、京都府京都市左京区を流れる淀川水系の一級河川である。
水源は京都市左京区と滋賀県大津市の境付近の途中峠付近。
国道367号と平行して南に流れる。
比叡山の西麓を南進し、上高野の花園橋で白川通と交差し岩倉川と合流する。
川端通と平行して南へ流れ、糺の森の南辺りの加茂大橋で賀茂川と合流して鴨川となる。
特別天然記念物のオオサンショウウオが生息していることでも知られる。
その流路延長は17kmである。
八瀬流域では八瀬川とも呼ばれる。
八瀬の見所はその自然の美しさです。
比叡山をはじめとする山々を望み、綺麗な高野川が流れます。
木々や植物、緑が豊かであり、四季折々鮮やかな彩りが見られます。
春の桜、秋の紅葉などが特に有名です。
都会の喧騒から離れて美しい川の景色、水辺の景色、山の景色が楽しめます。
八瀬は京都の紅葉の名所です。
秋には高野川沿いや比叡山をはじめとする山々、ケーブル八瀬駅周辺などが
鮮やかな色とりどりの紅葉にそまります。
神社仏閣とはまた異なる自然の紅葉、水辺の紅葉、川の紅葉が楽しめます。
≪叡山ケーブ八瀬駅を基準≫
住所:〒606-0067 京都府京都市左京区上高野東山
※その他のアクセス方法もあります。上記は一般的なアクセス方法です。
時間はおおよその目安です。
(※叡山ケーブ八瀬駅付近を基準)
※距離、時間はおおよその目安です。「約~」などは見にくくなる為省いています。
(※まだまだ作成、編集中です。)