カテゴリー:京都市右京区, 妙心寺
タグ:つつじ・さつき, 新緑・青もみじ・苔
京都市右京区花園妙心寺町にある妙心寺塔頭の大心院(だいしんいん)のキリシマツツジや庭園などです。
大心院は赤いキリシマツツジの隠れた名所です。
たくさんの木があるわけではありませんが、中庭に独特の異彩を放つ2本のキリシマツツジがあります。
そのキリシマツツジは樹齢360年~400年ほどとも言われています。
春には鮮やかな赤い花を咲かせ、他では見られないような春の彩り楽しめます。
また、大心院では複数の素晴らしい枯山水庭園もあり、
美しい花々や緑とともに楽しむことができます。
今年の京都の春の花(つつじ、牡丹、石楠花、山吹など)は例年よりもかなり早いです。
桜が終わったかと思うと、あっという間に次の季節、花々です。
今日は雨でしたが雨で良かったです。
強い太陽は影を連れてくるので悪さをすることがあります。
特に中庭などでは困ることがあります。
今年の桜は雨が多すぎましたが、今日に限っては本当に雨で良かったです。
2016年4月21日訪問、撮影です。
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本堂南庭の「切石の庭(きりいしのにわ)」です。手前に敷石の参道が通っています。
苔や緑も綺麗です。多種多様の緑が植えられ、良く手入れされています。
背景にも緑の木々が植えられています。風情ある見事な枯山水庭園です。
白砂と苔の見事な枯山水庭園です。大きな刈り込みや岩が配されています。
昭和を代表する作庭家「中根金作」と言う人によって作られたそうです。
オレンジ色に色づいた葉の刈り込みが庭園に彩りをそえています。
本堂北側の中庭(苔庭)です。美しい苔の庭園に木の根が伸びています。
鮮やかな緑の刈り込みと鮮烈な赤やピンクの花のコントラストが見事です。
「雨降る静かな京都。燃え上がるような場所を見つけました。」(←「そうだ京都、行こう。」風に…。)
緑の苔庭の向こうに見える燃え上がるような赤いキリシマツツジです。
満開です。超満開の一歩手前かも知れませんが十分な見ごろです。
京都にはまだまだこんな場所があるんだと驚かされます。テンションが一気に上ります。
このキリシマツツジは樹齢360年~400年とも言われています。1本ではなく2本あります。
四方のどこから見ても素晴らしいですし、それぞれ趣きも異なります。
書院から眺めた中庭の赤いキリシマツツジです。雰囲気がまた違ってきます。
古木ですが凄い生命力を感じます。燃え上がるような真っ赤な花です。
大心院の素晴らしいキリシマツツジと庭園と春の情景に感謝です。