カテゴリー:京都市東山区, 祇園祭(八坂神社)
タグ:お祭り・イベント
2017年祇園祭の後祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)です。
祇園祭は前祭(さきまつり)に続き、後祭(あとまつり)が行われます。
後祭の巡行では10基の山鉾が京都の街を巡ります。
規模は前祭の方が大きいですが、後祭にも豪華な山鉾、綺麗な山鉾、
個性的な山鉾、そして目玉の大船鉾などが登場します。
写真が多くなるため、巡行順に記事を以下①~③の3つに分けました。
①「橋弁慶山」「北観音山」「鯉山」「役行者山」
②「八幡山」「南観音山」「鈴鹿山」
③「浄妙山」「黒主山」「大船鉾」
こちらは①の『「橋弁慶山(はしべんけいやま)」「北観音山(きたかんのんやま)」
「鯉山(こいやま)」「役行者山(えんのぎょうじゃやま)」』の記事です。
河原町御池の北東側での観覧です。
後祭の山鉾巡行は先祭とコースは同じですが、逆周りに進みます。
また、同時進行で花傘巡行も行われます。
どこで見るかも前祭とは異なってきます。
河原町御池の北東側で見るか南東側で見るかで迷いました。
河原町御池の交差点は直角ではなく、少しゆがんでいます。
辻回しを見ることに絞れば南東側が良さそうでしたが、
向かってくる山鉾を遠目からも見るには北東側が良さそうでした。
そのため、河原町御池の北東側で見ることにしました。
天気が良くて日が差していれば、影ができてしまいます。
また、見ている時に直射日光が当たる場所なら暑くてしんどいです。
天気が良ければどこで見るかにそれら(影ができないか、暑くないかなど)も考慮しないといけませんが、
どんよりした曇り空でしたので、今回は考えなくて良かったです。
良い場所を確保するために、朝の4時半ころには現場に着きました。
一人だけ先に来ている方がいましたが、場所は選びたい放題でした。
2017年7月24日訪問、撮影です。
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1番目は「くじ取らず」の「橋弁慶山(はしべんけいやま)」です。
弁慶は鎧姿に大長刀を持ち、牛若丸は右手に太刀を持ち、
橋の欄干の擬宝珠の上に足駄で立っています。
2番目は「くじ取らず」の「北観音山(きたかんのんやま)」です。
北観音山は、祇園祭の後祭の中でも南観音山と並んで大きな山です。
帯が綺麗です。北観音山の見所の一つはこの水引にかかる華やかな帯です。
何度も回って美しい山を存分に見せてくれます。
半被(はっぴ)の「鯉」の文字が可愛いです。
役行者山、一言主神、葛城神の三体を御神体として安置しています。
役行者が一言主神を使って葛城と大峰の間に橋をかけたという伝説にちなみます。
ここまででも素晴らしい山が見られましたが、後祭の山鉾巡行はまだまだ続きます。