カテゴリー:京都市西京区, 善峯寺(善峰寺)
タグ:つつじ・さつき, 新緑・青もみじ・苔
京都市西京区大原野小塩町にある善峯寺(よしみねでら)の皐月(さつき)や新緑などです。
善峯寺は京都西山のサツキの名所です。
例年5月下旬から6月中旬には、広い山寺の境内の至るところでピンクの彩りが楽しめます。
写真が多くなるため、記事(釈迦堂、稲荷社、薬師堂、蓮華寿院旧跡庭など)を分けました。
こちらは遊龍の松、多宝塔、桂昌院廟、阿弥陀堂、青蓮の滝などのサツキの風景です。
鮮やかなピンクと緑の彩り、風情あるサツキと新緑の情景が見られます。
2017年6月8日訪問、撮影です。
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遊龍の松へ続く石段や石垣あたりです。サツキが華やかに咲いています。
多宝塔と経堂が見えています。煌くサツキが彩りをそえています。
サツキだけでは美しさに限界があります。
周りの緑や背景があってこその美しさだと思います。
鐘楼堂(つりがね堂)前から眺めた遊龍の松の下のサツキと緑です。
善峯寺はまだまだ見るところがいっぱいあります。
ここはまだほんの入口ですが、既に素晴らしすぎるサツキと緑です。
遊龍の松を優雅にサツキが彩ります。奥に見えているのは護摩堂です。
遊龍の松は、樹齢600年以上の五葉松であり、全長は37メートルあります。
国の天然記念物に指定されています。
地を這うように主幹が伸び、臥龍が遊ぶように見えます。
そのため、安政四年(1857年)に花山前右大臣家厚公により「遊龍」と命名されたそうです。
開山堂とサツキです。サツキが綺麗な刈り込みに豪快に咲いています。
桂昌院廟前の新緑とサツキです。淡い緑と華やかなピンクの色合いがお見事です。
青蓮の滝付近のサツキと新緑です。紅い色の種類のもみじもあります。
散ったサツキの花も輝いています。自然溢れる山寺の極上の彩りです。
阿弥陀堂前の参道のサツキです。
ここは緩い坂道になっています。四角い石は敷かれていますが、いわゆる石段(階段)まではいきません。
下から眺めるも良し、上から眺めるも良しです。
上から(阿弥陀堂前)からの眺めです。風情あるサツキの風景です。
参道脇のサツキだけではなく、上の新緑や青もみじ、そして奥のサツキも美しいです。
薄曇の良い条件でした。天気が良すぎると影ができるし色が薄くなってしまいます。
雨上がり直後なら尚更良かったのですが、それは贅沢すぎるでしょう・・・。
結構長い参道です。一つの参道ですがいろんな見方ができます。
横の石垣や上の青もみじもサツキを演出してくれます。
下からの眺めです。
これまた素晴らしいです。極上のサツキです。
奥には阿弥陀堂が見えています。
風情たっぷりの両横の土塀と石垣、石の長い参道です。
当然、下からもいろんな見方ができます。何時間でもいられそうです。
今更ながらですが、善峯寺はサツキの名所です。
穴場ではありませんが人は少なめです。
知名度は以前よりだいぶ上ったようですが、やや交通の便が良くないです。
悪いとまでは行きませんが、京都市内の他の有名な観光地に比べると行きにくいです。
ただ、行く価値は十分すぎるくらいにあります。
サツキに限らず、桜、つつじ、紫陽花、紅葉など季節ごとに彩りが楽しめます。
善峯寺の素晴らしすぎる一生もんのサツキと情景に感謝、感謝です。でも善峯寺のサツキはまだまだあります。