京都市西京区大原野南春日町にある勝持寺(しょうじじ)のしだれ桜や散り桜などです。
ソメイヨシノや有名な「西行桜」は終了していましたが、
境内の奥の方の「桜ヶ丘」と称するところのしだれ桜はまさに満開でした。
そして何より素晴らしい散り桜を見られました。
2016年4月10日訪問、撮影です。
今年の桜はこれにて見納めと致します。
まだまだ見ごろの場所もありますが、日程などの関係から行くのが難しいです。
「桜有給」も終了してしまいました。
今年も見逃した桜がいっぱいあります。来年以降の楽しみとしたいです。
≪2016年の京都の桜≫
2016年の京都の桜は非常に花つきがよく、綺麗だったと思います。
密度が高くモコモコしていました。
特にソメイヨシノが綺麗だったと思います。
昨年は紅葉の不作があったため、桜も心配しましたが、無駄な心配でした。
ただ、曇りや雨が多かった(多過ぎた)のが少し残念です。
そのため、青空の時にまた行きたい場所もいっぱいできました。
これらは来年以降の楽しみとします。
たくさんの新しい場所、行ったことのなかった場所、そして穴場も発掘できたのも良かったです。
非常に内容の濃い10日ほどだったと思います。逆に言えば桜は10日ほどしかありません。
一瞬の美しさと儚さです。それが良いのだと思います。
たまに「桜の穴場を教えて欲しい」と聞かれます。
答えると、たいがい「そこは嫌」とか「他のところがいい」とか言われたり、乗り気じゃない顔をされます。
おそらく、良く聞かれる「穴場」とは、「有名で人が少ないところ」という意味なのでしょう。
本来「穴場」とは、「桜が綺麗だけれども人がいないところ」のはずですが、実際は違うようです。
「有名で人が少ないところ」を知っているかと聞かれると、知りません。それは無理な話です。
ただ、気持ちはよく理解できます。
やっぱり人気どころ、有名どころへ行きたいと思うでしょうし、
そういうところの方が行った感が得られるのだと思います。
人気どころ、有名どころやブランドはやっぱり強いです。
だから人気どころはどんどん人が増えるし、穴場はずっと穴場なのだと思います。
穴場は有名になって欲しいと思う反面、人が増えないで欲しいとも思います。
穴場で共通していることの一つは、外国人がいないことです。
逆に外国人が増えだすと、そこは一気に穴場でなくなってしまうと思います。
実際、人気どころや有名どころも大半は外国人です。
外国のガイドブックなどに載ったり、メディアで取り上げられると、穴場は穴場でなくなります。
穴場はいつ穴場でなくなってしまうか分かりません。
穴場でなくなると人がいっぱいになって、思うような景色を見られなくなります。
穴場には早めに行った方がいいと思います。
今年はかなり多くの穴場を発掘できました。
来年は青空の日に今年行った穴場に行きなおしたいと思います。
それにしても今年の桜は綺麗でした。
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今年は「西行桜」やこの庭園の桜は散ってしまっています。
しかし、素晴らしい散り桜が見られました。
冴野の沼へ流れる「三春川」という小川があり、その付近の散り桜も凄いです。
勝持寺には「桜ヶ丘」という場所もあります。ここにはまだまだ桜があります。
まだまだあると言うより、桜ヶ丘のしだれ桜は今がまさに満開、見ごろです。
上に登れるようになっていて、上からも先ほどのしだれ桜を見られます。