京都市西京区大原野南春日町にある正法寺(しょうぼうじ)のしだれ桜や芝桜です。
阪急京都線の東向日駅からタクシーに乗りました。
バスはタイミングが合わなかったのと、歩くのはさすがに少し距離があります。
歩けないことはないですが、この時期の時間のロスが勿体無いです。
タクシーの運転手の方は、正法寺を「しょうほうじ」と発音されていました。
正式にはおそらく「しょうぼうじ」だと思っていましたが、
地元の方の言うことが正しいということもあります。
正式・公式には「しょうぼうじ」だったとしても、
地元の方が「しょうほうじ」と仰るのなら「しょうほうじ」なのだと思います。
要はどっちも正しいと思います。
正法寺は京都洛西の穴場のお寺です。
春には綺麗な桜が見られますし、お庭も綺麗に手入れされています。
それでも人はまばらです。
確かに交通の便はあまりよくありませんが、もう少し人気があっても良いお寺だと思います。
春日不動尊前、遍照塔前や石庭などにしだれ桜があります。
遍照塔前にはしだれ桜の他に花壇があり、芝桜などが綺麗に植えられてありました。
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正法寺の春日不動堂(左)や朱色が鮮やかな遍照堂(右)などです。
遍照堂(へんじょうどう)前に花壇があり、芝桜などが綺麗に咲いています。
素晴らしい色合い、美しさの芝桜です。
先ほどピンクと言いましたが紫の方が近いかも知れません。
山門近くに石楠花が咲いています。白とピンクの淡い色合いです。
石庭です。綺麗な波文様の白砂の上に力強い岩や木が配されています。
正法寺は「石の寺」や「動物の岩の寺」などとも呼ばれます。
大きな岩が動物を象っているそうです。周囲の木々や緑の手入れもしっかりされています。
苔の中に白砂の川が表現された見事な枯山水庭園です。
多種多様な植物や緑、飛び石が配されています。
どこも本当に綺麗に整備、手入れされています。素晴らしいです。
ここの拝観料は300円と安く、訪れる人自体もまばらです。
おそらく拝観料だけではここまでやっていけないと思います。
何か大きな力があるのでしょう。ありがたや。
宝生苑(ほうしょうえん)です。真ん中と奥にしだれ桜があります。
満開のしだれ桜が庭園の中央で咲き誇ります。
まだ若い木のようです。これからまだまだ大きくなると思います。
綺麗な庭園です。色合いも美しく良く手入れが行き届いています。
南側の庭園です。波文様の砂と石畳の参道の向こうには池が広がっています。