京都市上京区七本松通仁和寺街道上る一番町にある立本寺(りゅうほんじ)の青もみじや緑、庭園などです。
立本寺には、枯山水庭園の龍華苑(りゅうげえん)(龍華庭園)があります。
客殿の南と西に広がる枯山水庭園であり、白砂や苔でおおわれ、岩や石が配されています。
もみじやカエデなどもあり、美しい緑、風情ある緑を楽しめます。
また、南側には本堂があり、客殿と本堂が渡廊下でつながっています。
そこからもお庭を眺めることができます。
本日は10時ころに着きましたが、本堂付近には受付も見当たらず、特に開いている様子もありませんでした。
どこから入るのか分らず、本堂北側の手務所か玄関らしきところのインターホンを押してみました。
(実際インターホンを押すか、誰も出なければ電話するように記載がありました。)
そうするとお寺の方が出てこられ、丁寧に対応してくれました。
しかもお庭の掃除をしていたにも関わらず、ありがたいことに写真を撮る時はわざわざよけてくれました。
さらに帰り際にはおせんべいをくれました。しかも二つも。
また是非拝観したいと思います。
ちなみに蓮は小さな花がいくつか咲いているのみでした。
タイミングが合わなかったのか、時期が早すぎたのか分りませんが今回は撮りませんでした。
2017年6月29日訪問、撮影です。
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立本寺の枯山水庭園「龍華苑(りゅうげえん)」です。「龍華庭園」とも呼びます。
白砂に柔らかな緑の苔、築山に美しい岩、そして青もみじの素晴らしい庭園です。
龍華苑は客殿をかこむようにL字型になっています。こちらは客殿西側です。
少し影が入ってしまいましたが、見事な緑と白砂におおわれた庭園です。
白砂に緑の苔が映えます。鮮やかでもあり、柔らかな色合いでもある緑の苔です。
客殿と本殿をつなぐ回廊です。両脇に庭園が見えており、何とも風情があります。
龍華苑は京都市の名勝に指定されています。正面には本堂が構えています。
同じ枯山水庭園、同じ龍華苑であっても、西側と南側は趣きが異なります。
西側は山の間を水が流れるような庭園でしたが、
南側は静かな止まった庭園、いわば湖のような庭園です。
異論もあると思いますが、それぞれの感じ方や見方があって良いと思います。
白砂と緑の美しいです。どこから見るかによっても趣きが異なります。
当然ながら団体の観光客はいません。穴場の庭園と言って良いでしょう。