京都市左京区にある鞍馬山の木の根道や魔王殿などです。
木の根道は、地面(地下)にマグマが入り硬化したため、
木の根っこが地下に伸びることが出来ず、地上・地表に伸びたとされています。
それが良かったのか悪かったのかは分りませんが、木や自然の物凄い生命力を感じ取れます。
鞍馬山には、鞍馬寺奥の院の魔王殿はじめ、大杉権現社や不動堂などの社やお堂があり、
それぞれ鞍馬山の見所となっています。
また、鞍馬山は普段から山登りなどをしていないと結構きついです。
安易な気持ちで登ってしまうと大変なことになります。
普通に登れますが楽勝と思っていると痛い目にあいます。
それぞれの社やお堂には休憩できる場所もあるため、山登りの休憩所にするのも良いでしょう。
2017年5月17日訪問、撮影です。
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貴船神社から鞍馬寺へ向かいました。
いきなりきつい山登りでした。
逆ルート(鞍馬寺→貴船神社)の方が下りが多いので多少楽かも知れません。
ただ、いずれであっても結構ハードです。
山道、山登りがしんどいのは別として道中は自然で溢れています。
曲がりくねった木があります。
なぜこんなことになったのか。分りませんが自然のなす業です。
鞍馬寺から貴船神社方面へ向かえば魔王殿は最後に到達する目的地です。
貴船神社から鞍馬寺へ向かえば、当然ながら最初に到達します。
伝教大師の最澄が刻んだ不動明王が奉安されています。 天台宗立教の悲願に尽くしたとされます。
自然の中にひっそりと佇みます。
近くには小さな池がありモリアオガエルが生息しています。時期によっては鳴き声が聞けます。
ちなみにこの時期(5月)は物凄い鳴いていました。
「大杉権現社」です。
この付近は大杉苑瞑想道場と呼ばれます。護法魔王尊のエネルギーの高い場所とされています。
近くには緩い木の根道ができています。
ただし、名所として知られる木の根道はまだこの先(鞍馬寺側)にあります。
場所は、鞍馬寺よりか貴船神社よりかを比べると鞍馬寺よりにあります。
ただ、鞍馬寺から行けば直ぐに着くかと言えばそんなことはありません。鞍馬寺から行っても結構歩きます。
長年踏まれ続けてしまったため以前よりも減ったそうです。
歩くときは木の根を踏まないようにしましょう。
マグマの貫入によって地質が硬化し、木の根っこが地下に入ることができなかったらしいです。
そのため、地上に木の根が出て地表を這うように木の根が伸びたとされています。
木の根道は鞍馬山・鞍馬寺の名所の一つとして知られます。
ここを目当てに来られる方も多いようです。
(貴船神社から鞍馬寺へ向かい)木の根道を過ぎてしばらく行くと「屏風坂の地蔵堂」があります。
後もう少し行けば鞍馬寺に着きます。山登り・山道も終わりに近づきます。
鞍馬山の素晴らしい木の根道や自然の情景、魔王殿などのお堂に感謝です。