カテゴリー:京都市東山区, 祇園祭(八坂神社)
タグ:お祭り・イベント
京都祇園祭の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)です。
祇園祭前祭(さきまつり)の巡行では23基の山鉾が京都の街を巡ります。
今年2018年は7月初旬に続いた大雨の後から37度や38度超えの猛暑日が続いています。
平成最後の夏に行われる猛暑の中の暑すぎる山鉾巡行です。
御池通での観覧です。御池新町と御池釜座の間の南側の歩道からの観覧です。
御池通を東から西へ進んできた山鉾は、御池新町で辻回しをして南へと行きます。
2018年の巡行順ですが全ての山鉾ではありません。
また御池新町の辻回し前に順番が入れ替わったりもします。
2018年7月17日訪問、撮影です。
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御池新町の交差点へ先頭の長刀鉾(なぎなたほこ)がやってきました。
長刀鉾は「くじ取らず」として毎年巡行の先頭を進みます。
梯子がかけられお稚児さんが強力(ごうりき)に抱えられて鉾から出てきます。
生稚児が乗るのはこの長刀鉾だけです。
お稚児さんは神の使いとして地に足を着いてはいけないことになっています。
その為強力が担いで鉾から降ろします。
長刀鉾の迫力の辻回しです。掛け声とともに一斉に引っ張ったり押したりします。
新町通を南へ進む長刀鉾です。
後ろには蟷螂山(とうろうやま)や霰天神山(あられてんじんやま)、油天神山(あぶらてんじんやま)が続きます。
金箔の社殿に紅梅が飾られた菅原道真ゆかりの油天神山(あぶらてんじんやま)です。
後ろには大きな函谷鉾(かんこほこ)が続きます。
大きく豪華絢爛な函谷鉾(かんこほこ)です。
後ろには雪をかぶった孟宗山(もうそうやま)が見えています。
函谷鉾の煌びやかな装飾と「嘉多丸(かたまる)」と名付けられた稚児人形です。
新町通を南へ進む函谷鉾です。
後ろからはどんどん山鉾がやってきます。大きな鶏鉾(にわとりほこ)なども見えます。
雪の中で母親のために筍を掘る孟宗山(もうそうやま)です。
後ろには白楽天山(はくらくてんやま)や綾傘鉾(あやかさほこ)などが続きます。
暑すぎて孟宗山の頭の雪が落ちてしまったようです。曳き手さんたちも笑っています。
詩人の白楽天が僧侶に何やら話している白楽天山です。綾傘鉾や大きな鉾がどんどん続きます。
大きな傘や棒振り囃子らで構成される傘鉾の綾傘鉾です。後ろには大きな月鉾なども見えています。
鶏鉾(にわとりほこ)と後ろに続く多彩な山鉾です。
聖徳太子ゆかりの太子山(たいしやま)なども見えます。
大きな鶏鉾と大きな月鉾です。
間には琴をぶっ壊そうとしている伯牙山(はくがやま)が見えます。
別に京都が暑すぎてキレたわけではありません。いろいろご事情があるようです。
一斉に引っ張ったり押したりして鉾の向きを変えます。後ろでは月鉾が控えています。
ビルの高さ位ある巨大な鶏鉾と月鉾です。日常と非日常の融合した祇園祭の景色です。
見事な装飾の月鉾の辻回しです。半被(はっぴ)や扇子も見所です。
新町通を南へ進む月鉾と後ろに続く保昌山(ほうしょうやま)や大きな菊水鉾(きくすいほこ)です。
縁結びのご利益がある保昌山です。後ろには木賊山(とくさやま)なども見えています。
新町通を南へ進む保昌山です。
子供を捨てに行ったら黄金を掘り当てた郭巨山(かっきょやま)などが続きます。
稚児人形「三光丸」を乗せた大きな放下鉾(ほうかほこ)です。後ろには木賊山や岩戸山が続きます。
放下鉾は稚児人形をしまって前も降ろしたようです。後ろには殿の船鉾(ふねほこ)が見えてきました。
御池新町でどんどん詰まってくる豪華な山鉾です。順番もどんどん入れ替わります。
見事に建ち並ぶ山鉾です。普段は考えられない街中の物凄い景色です。
岩戸山(いわとやま)の迫力の辻回しです。
岩戸山は鉾と同じくらい大きな山で車輪もついています。
先には黄金の「鷁(げき)」をつけた人気の船鉾です。「鷁」とは想像上の鳥さんです。