カテゴリー:上賀茂神社(賀茂別雷神社), 下鴨神社(賀茂御祖神社)
タグ:お祭り・イベント
京都三大祭の一つ「葵祭(あおいまつり)」の2017年の行列の様子です。
葵祭は正式には「賀茂祭」と言います。
上賀茂神社(賀茂別雷神社)と下鴨神社(賀茂御祖神社)の例祭であり、毎年5月15日に行われます。
行列の人や動物などを葵の葉(フタバアオイの葉)で飾ったため、葵祭と呼ばれるようになったとされます。
今年も京都御苑にて観覧です。昨年(2016年)と同じ建礼門近くで観ました。
背景に人が入らず、結構良い場所です。
8時30分ころに着きましたが、平日だったこともあり場所は十分取れました。
建礼門の大通の南端はおそらく7時くらいには埋まっていると思います。
いつしか青空が望めそうな年に早くに行き、場所を取って正面から見てみたいです。
2017年5月15日開催、撮影です。
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葵祭行列は、大きく「本列」と「斎王代列」に分かれています。
細かい話をすればいろいろありますが、おおざっぱに
「本列」は男性中心で力強く、「斎王代列」は女性中心で華やかです。
「本列」がやってきました。
「検非違使志(けびいしのさかん)」です。平安時代の警察の役人さんです。
「検非違使尉(けびいしのじょう)」です。警備の最高責任者です。
タイガースファンだからこのような格好をしているわけではありません。
でも多分、いや勝手にタイガースファンだと思っています。
一度、阪神の元選手などを起用して欲しいと願っています。
絶対に受けます。神事なのに怒られるかなぁ・・・。
「内蔵寮史生(くらりょうのししょう)」です。御幣物を管理する内蔵寮の七位の文官です。
牛車は葵祭行列の見所の一つでもあります。華やかで力強いです。
「勅使(ちょくし)」です。天皇の使いの行列中の最高位者です。
鉄仮面のようなのをつけたお馬さんもかっこいいです。
「風流傘(ふりゅうがさ)」です。華やかです。結構重たそうです。
京都三大祭の葵祭、時代祭、祇園祭の中では、葵祭の行列(巡行)が一番短いです。
当然、行列(巡行)の長さ、短さで良し悪しが決まるものではありませんが。
先ほどとは別の「風流傘(ふりゅうがさ)」です。本列の結びにやってきます。
「命婦(みょうぶ)」です。小桂(こうちき)を着用する高級女官さんです。
そろそろ斎王代が見えてきました。
この場所は後ろに人が入らず観覧するには良い場所です。土塀と緑が背景になるのも良いです。
「斎王代(さいおうだい)」です。葵祭行列の一番の見どころと言って良いでしょう。
「騎女(むなのりおんな)」です。斎王付きの清浄な巫女(みかんこ)です。
いろんな着物、衣装でお馬に乗っています。見ていて飽きません。
華やかな傘や牛車が見えてきました。斎王代列・葵祭行列もそろそろ終盤です。
平安時代のようです。嘘です。
いや、嘘ではありませんが、平安時代へ行ったことはありません。想像です。
「牛車(ぎっしゃ)」です。女房車と呼ばれる斎王の牛車です。
斎王代列・葵祭行列の最後にやってきます。
力強い牛さんです。最後は牛さんが締めてくれます。
今年も素晴らしい行列に感謝です。