京都府宇治市宇治山田にある宇治上神社(うじがみじんじゃ)です。
宇治上神社は世界遺産に登録されています。
京都の世界遺産と言えば、清水寺や金閣寺、天龍寺や平等院など「派手」なところが多いです。
また人もいっぱいで混雑している所が多いです。
しかし、この宇治上神社は静かで人も少ないです。
京都の世界遺産の中で一番「地味」な世界遺産です。
もちろん「地味」なのが悪いわけではありませんし、一種独特の雰囲気があります。
そして何より、現存最古の神社建築の本殿があります。平安時代後期の1060年代の建立とされています。
また、国宝の鎌倉時代に建立された拝殿などもあります。
さらに、可愛い色とりどりの「うさぎみくじ」などもあります。
2017年5月11日訪問、撮影です。
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拝殿です。山門をくぐるとまず目に入ってきます。
宇治上神社は本殿に目が行きがちですが、拝殿も見所です。
神社(境内)の広さに比較して、非常に大きく雄大な拝殿です。
鎌倉時代に造られたもので、国宝にも指定されています。
織物か何かがかけられています。
おそらく名前や呼び名があるのでしょうが分りません。
後ろ側(本殿側)から眺めた拝殿です。
この拝殿は住宅風の造りになっているのが特徴だそうです。
確かによくある拝殿は柱と屋根のみの感じがします。
拝殿の中です。もちろん入ることは出来ません。外から眺められます。
境内の岩です。名前は分りません。名前がついているのかも分りません。
美しい緑につつまれています。
本殿です。
正確には本殿はこの中にあります。
直接見えているのは本殿を守るために囲っている覆屋(おおいや)です。覆堂(ふくどう)などとも言うそうです。
まぁ、ざっくり本殿でも怒られないと思います。
見事な本殿です。念のためですが、ざっくりと本殿です。
正確には覆屋(おおいや)であり、この中に現存最古、日本最古の神社建築とされる本殿があります。
当初「地味」と申し上げましたが、「地味」ではない気がしてきました。
荘厳でかつ上品、そして美しい形の神社です。
宇治上神社にはいくつかお守やおみくじなどあります。
「一願成就願い人形」です。
お願いが一つ叶うとされています。
宇治上神社の「うさぎ」の意味の説明です。
「うじ」は「菟道」と書いたそうです。
「うさぎみくじ」です。
個人的には「みくじ」よりも「おみくじ」と「お」をつけて、「うさぎおみくじ」と呼びたいです。
この「うさぎみくじ(うさぎおみくじ)」を目当てに来られる方もいるそうです。納得です。