カテゴリー:京都市南区, 東寺(教王護国寺)
タグ:睡蓮・蓮, 紫陽花
京都市南区九条町にある東寺(とうじ)(教王護国寺)の蓮の花と紫陽花です。
東寺は蓮(ハス)の名所です。
境内の東側(北東側)には宝蔵があり、その周りはお堀のような池になっています。
その池に初夏から夏にかけて蓮の花が咲きます。
華やかなピンクの彩り、幻想的な淡い蓮の花、水辺を彩る美しい蓮の花が見られます。
また、宝蔵付近には紫陽花(アジサイ)もあり、時期があえば蓮の花と紫陽花のコラボも楽しめます。
今年は紫陽花の開花が遅く、蓮の開花がやや早いため、紫陽花と蓮の花を一緒に見ることができました。
2017年7月2日訪問、撮影です。
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蓮は順番に咲くので一気に全ての花が咲くことはありません。
また、どこの場所でも蓮は年によって咲き具合が異なります。
これだけの数が咲いていれば、今年(2017年)の東寺は蓮の当たり年です。
花びらがたくさんある蓮の花です。同じピンクの蓮の花でも当然色んな種類や形があります。
色んな高さ、場所で咲いています。蓮の花は一輪一輪個性が強いです。
良く知られていることですが、蓮は午後には花を閉じてしまいます。
見ごろは午前中です。種類にもよりますが一般には午前7時~9時ころが一番の見ごろとされています。
まだ蕾の花も綺麗です。葉の間から顔を出そうとしているように見えます。
蓮の花が咲く時には「ポン」と音がすると言われます。
私はいまだ聞いたことがありません。おそらくあれは嘘か何かでしょう。
「何か」はまた今度どこかで書くこととしましょう。
蓮の花は色んな面で魅力的です。
コントラストを強くして明暗をつけると闇の中で光るように見えます。
少し別の場所から眺めた蓮の花と葉っぱです。光が当たって葉も淡い緑になっています。
蕾がまだまだたくさんあります。数日後にはまた違う蓮の景色になっているはずです。
宝蔵前や宝蔵西側の蓮です。緑の芝生を背景にピンクの花が咲き誇っています。
蓮はやはり葉っぱがあってこその美しさです。
花だけでももちろん綺麗ですが、緑の大きな葉が美しさを演出しています。
蓮の花びら一枚一枚は非常に繊細です。人間では作り出せない芸術作品です。
下の方で大きく咲いている花もあります。
なぜ上に上がってこなかったのか、何とも不思議です。
他の花に抜かれたのか、あえて控えめなのか、あるいは別の理由なのか・・・。
分りませんが、あえて控えめなのであれば何となく嬉しいです。
豪快に咲き誇っています。背景が開けると一気に雰囲気も変わります。
宝蔵付近には紫陽花も咲いています。紫陽花と蓮の花のコラボです。
鮮やかなブルーの紫陽花とピンクの蓮です。落ち着きの中にも華やかさのある色合いです。
ブルーの紫陽花なので蓮のピンクが映えます。お互いを活かしあえる色合いです。
もし紫陽花がピンクや白ならばここまで映えることはないでしょう。
蓮もさることながら紫陽花も綺麗です。目をひくような艶やかな青色です。
手前の柳を入れてみました。ゆらゆらしています。
蓮と紫陽花と柳のコラボです。
おそらく一生もんの景色です。自然の中の色んなものが揃わないと見られない景色です。
東寺の素晴らしすぎる蓮と紫陽花と初夏の情景に感謝、感謝です。