京都市東山区本町一五丁目にある東福寺(とうふくじ)の蓮(ハス)の花です。
東福寺の三門前(南側)には蓮池があります。
初夏から夏にかけてハスの花が咲き誇ります。
白系のハスの花が多く三門前を華やかに彩ります。
見ごろ時期のタイミングがあえば、想像以上に豪快なハスの花が楽しめます。
東福寺のハスはあまり知られておらず人はまばらです。
東福寺に来る人は多いですが、ほとんどの方が通天橋や開山堂、方丈(方丈庭園)方面へ行かれます。
三門の南側まで来る人はあまりいません。
以前よりも知名度は上がったようですが、東福寺はまだまだハスの穴場と呼べそうです。
なお、この三門前の蓮池は「思遠池(しおんち)」と言います。
ただ、読み方が「しおんち」で良いのかははっきりしません。
どう読むかは別として、あるいはどう読んでも深い意味がありあそうな名前の池です。
2017年7月13日訪問、撮影です。
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思遠池の中央には石橋が架かっており、良い雰囲気を醸しだしています。
蓮池の思遠池からは三門、さらにその向こうの仏殿が見えています。
白い蓮の花が圧倒的に多いです。うっすらピンクの入った白の花も少しあります。
蓮の花が豪快に咲き誇っています。
石橋も良い感じです。石橋のおかげで単調ではなく、趣きのある蓮池と蓮の花になっています。
光の加減かも知れませんが、通常よりもしっとりとした白色の花に見えます。
数は多くありませんが、ピンクがかった蓮の花が彩りを豊かにしています。
正直、こんなに凄いとは思いませんでした。
むっちゃ咲いてます。咲きすぎです。今年(2017年)の東福寺の蓮は当たり年だったようです。
三門と蓮池・蓮の花です。
こんなに凄いのに人はまばらです。タイミングによっては貸切状態でした。
東福寺は蓮に関しては隠れた名所、穴場と言って良いかも知れません。
東福寺自体は当然ながら有名なお寺であり、観光客の方も多く来られます。
みなさん十分ご存知だとは思いますが特に秋は物凄いことになります。
しかし、東福寺の蓮の知名度はおそらく高くないと思われます。
東福寺は通天橋や開山堂、方丈庭園などが有名です。
東福寺の一番良く利用される入口は、境内西側の中央付近にある門(日下門)です。
ここから入れば、通天橋や開山堂は左側(北側)にあり、方丈庭園はほぼ正面(東側)にあります。
三門は右側(南側)にあり、蓮池(「思遠池」)はさらにその奥(南側)にあります。
また、三門に至るまでの間に本堂(仏殿)があります。
そのため、ここ(三門の南側)に蓮池があり綺麗な蓮が咲いていると知らなければ、
ここまでやってくる方は少ないはずです。
圧巻の蓮池、蓮の花です。見事に咲いています。
おそらくよく手入れされ、土(泥)の状態なども良好なのでしょう。