嵯峨野 彼岸花 長閑な田園風景を彩る鮮やかな赤
京都市右京区嵯峨野(さがの)の彼岸花(ひがんばな)です。
大覚寺や大沢池の北付近、大沢池の周辺(北東側)には畑や田んぼが多くあり、
そこが彼岸花の名所となっています。
この付近は長閑な田園風景が広がっていますが、
秋のお彼岸のころには真っ赤な彼岸花がたくさん咲きます。
情熱的な赤、妖艶な赤、いろんな表現ができそうな真っ赤な彼岸花が楽しめます。
群生となっているところもあり鮮やかな赤い彩りが見られます。
2017年9月21日訪問、撮影です。
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大覚寺の横(西)の道を北に進み北嵯峨に向かいました。
進んで行くと田んぼや畑などの田園風景が現れます。
その田んぼや畑の周辺やあぜ道に彼岸花が咲いています。
真っ赤っ赤の彼岸花です。
良い色合いですが今日は日差しが少し強すぎました・・・。もう少し曇って欲しかったです。
田んぼの一角に咲く彼岸花です。真っ赤なので遠目からでも目立ちます。
実った稲穂と彼岸花です。稲はどんどん刈り取られ収穫されていました。
他の花もところどころ咲いています。
ただ、やはり真っ赤な彼岸花が強いです。圧倒的な存在感です。
ただし、球根には毒があるそうです。
「綺麗な花には毒がある」と言うのは彼岸花にぴったりです。
畑を荒らす動物を寄せ付けないために、畑や田んぼの周りに毒のある彼岸花が植えられているそうです。
畑の脇に満開の彼岸花がいっぱい咲いています。鮮やかな赤です。
情熱的な彼岸花です。って、見る人の気持ちの問題かも知れませんが・・・。
彼岸花はいろんな見方・撮り方ができます。コントラスト強めの光る彼岸花です。
畑や田んぼがいっぱいあって、彼岸花もいろんな所にいっぱい咲いています。
嵯峨野(北嵯峨)は彼岸花の名所です。
ただし、地元の方々は普通に生活しています。
節度を持って、そしてマナーを守って行動しましょう。
また、地元の方々への感謝の気持ちも忘れないようにしましょう。
彼岸花の別名は「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」と言います。
調べてみると、仏教での伝説上の天の花のことらしいです。
サンスクリット語の「majūṣaka」という言葉の音写のようです。
彼岸花は不吉な花と言われることがあります。
彼岸(=死)に関する花であったり、その他諸々の逸話などがあるようです。
彼岸花は炎の形をしているので、持ち帰ると火事になるとも言われます。
実験する以前に咲いている彼岸花は持ち帰ってはいけません。ここは迷信としておきましょう。
ちなみに彼岸花には赤色以外に白や黄色などもあります。
彼岸花は「地獄花」や「幽霊花」などその他いろんな呼び名があるようです。
まぁこれらもいろんな逸話によるものでしょう。
彼岸花にとっては散々ですし、せっかく綺麗に咲いているのに失礼極まりないです。
見事な赤色の彼岸花です。日差しが強すぎましたがその分良い色合いも見られました。
まだまだ咲き始めの彼岸花も既に終了した彼岸花もありました。
一つの花の花持ちは3日ほどですが、日当たりなどの関係からいろんな場所で順番に見ごろをむかえます。
収穫前のこの時期の田んぼや稲穂は金色や錦にそまります。実りの秋といった感じです。
田んぼのあぜ道の緑のライン上に彼岸花がまとまって咲いています。
1段下にある田んぼと彼岸花です。錦、金色の田んぼも綺麗です。
彼岸花の群生です。かなりたくさんの花がまとまって咲いています。
金色の田んぼ、稲穂にそって真っ赤に咲いています。超満開です。
彼岸花はその年が暑くても寒くても、しっかり秋のお彼岸のころに咲くことで知られます。