受け継がれる古代の蓮　夏の大谷本廟のハスの花

京都市東山区五条橋東６丁目にある大谷本廟（おおたにほんびょう）の蓮（ハス）の花です。

大谷本廟は、浄土真宗本願寺派（西本願寺）の宗祖である親鸞（しんらん）の墓所です。
通称は「西大谷」と呼ばれます。

大谷本廟には、仏殿前（仏殿、鐘楼、二天門の間）に『古代の蓮（こだいのはす）』と呼ばれる蓮があります。
この蓮（大賀蓮）は、二千数百年前の一粒の種から開花させたものを貰い受けて育てられたとされます。
淡いピンク色の上品で美しい蓮の花です。
また、古代の蓮は、背景に鐘楼や二天門も入り独特の絵になる風景も楽しめます。

見ごろ時期にあわせて今年（2017年）は３回行きました。

なお、大谷本廟には、西の入口に「皓月池」と「円通橋」があり、そこでも蓮が見られます。
写真が多くなるため、「皓月池」と「円通橋」の蓮は記事を分けました。

2017年7月7日、7月9日および7月13日訪問、撮影です。

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２０１７年７月７日分です。

円通橋から続く参道と総門です。良い雰囲気の石畳の参道です。

総門と石段です。やや厳かな雰囲気がします。

仏殿です。横の松も立派です。

独特の形をした二天門と蓮です。

大谷本廟の有名な「古代の蓮」（大賀蓮）です。

古代の蓮は大賀蓮（おおがはす）という種類です。
この「大賀」と言うのは、蓮博士と言われた人の名前からきています。

華やかなピンク色の蓮の花です。

少し恥ずかしそうな蓮の花です。
早朝のため、まだ開ききっていないのでしょうか。それとも本当に恥ずかしいのでしょうか。

花びら一枚一枚は物凄い繊細なつくりです。

全体的にはバラつきがありますが、この花は見事に咲き誇っています。満開です。

鐘楼と夏の朝を華やぐ蓮です。

７月９日分です。

総門です。奥に仏殿が見えています。

古代の蓮です。前回（７月７日）より少し開花が進んでいます。

緑の上で揺らめく華やかな蓮の花です。ちなみに大谷本廟は「西大谷」とも呼ばれます。

ピンクの花が鮮やかな緑に映えます。

蓮の葉も綺麗です。蓮の花は、蓮の葉があってこそ美しい花でもあります。

たくさんの花や蕾につつまれています。

花がまだ開ききっていない蓮です。

まだまだ開花が進みそうな様子です。

７月１３日分です。

二天門と古代の蓮です。独特の絵になる蓮の風景です。

二天門の下から眺めた鐘楼と蓮です。

蓮と鐘楼です。
だいぶ開花が進んでいます。蓮の花は順番に咲くので一気に全ての花が咲くことはありません。

華やかな色合いです。緑とピンクのコントラストも綺麗です。

鮮やかで立派な蓮の花です。

葉っぱに隠れるように咲いています。この蓮の花も恥ずかしがり屋さんです。

背景に鐘楼が入る大谷本廟独特の蓮の風景です。

こちらは二天門を背景にした蓮の風景です。

満開、見ごろです。蕾もまだあるのでもうしばらく見ごろが続きそうです。

仏殿と蓮の花です。古風な雰囲気がします。

桃みたいな可愛い蓮の花です。

散った花びらも風情があります。上も下も美しいです。

天に向かって咲いています。背景の二天門も良い感じです。

ほんのりと光る鮮やかなピンクの蓮の花です。仏殿や松とも良く合います。

大谷本廟の素晴らしい古代の蓮と夏の情景に感謝、感謝です。