京都府宮津市喜多にある今福の滝(いまふくのたき)です。
今福の滝は、大手川支流の今福川から流れ落ち、
大小合わせて7段になっており一の滝から七の滝まであります。
その総落差は78.2メートルあり、迫力と美しさを兼ね備えています。
なお、京都府宮津市今福地区とも接しており、所在地は喜多と今福の両方の表記が見られます。
アクセスは、京都丹後鉄道の「喜多」駅が最寄です。「喜多」駅より徒歩20分ほどです。
あるいは、丹海バスの「今福の滝口」バス停が近いです。
ただし、ここからも少し歩くのと本数は少ないです。
また、今福の滝は、丹後鉄道を挟んで金引の滝の斜め向かい(南東方面)にあります。
金引の滝から歩けば1時間もかからない場所にあります。
2017年9月11日訪問、撮影です。
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最寄の丹後鉄道の「喜多」駅です。実際は帰りに利用しました。
今福の滝へは、金引の滝から歩いて向かいました。おおよそ40~50分ほどで歩けます。
金引の滝と同じ日に回る場合、丹後鉄道の本数が少ないので、歩いた方が早い場合も多いです。
田んぼや民家の間を通って緩い坂道を進んで行きます。
今福の滝への道のりです。防護柵があり閉まっていますが、自由に開けて入れます。
今福の滝の入口です。
備え付けの地図置き場がありましたが、地図はなくなっていました。携帯の電波も入りません。
道は整備されていますが、下調べをしてから行く方が良いでしょう。
整備されているといっても、滑りやすい場所や険しい場所もあるので歩きやすい靴で行きましょう。
しばらく行くと滝神社があります。
周りは緑や木々につつまれています。当然と言えば当然で、山の中です。
苔が綺麗です。緑で生き生きしています。
やはり水分や湿気が多いと苔は元気に育つようです。直射日光もあまり当たりません。
滝神社のご本殿です。みんなの安全と自然を守ってくれているのでしょう。
滝神社の奥に、ようやく今福の滝が現れました。
ここは4の滝から7の滝のようです。
大きく見えているのは7の滝です。上の方に小さく見えているのが4の滝です。
5の滝と6の滝からはここからは見えません。
綺麗な水と水の流れです。
7の滝は左右に枝分かれしています。もしかすると、左右のどちらかのみが7の滝なのかも知れません。
あるいは、どちらかが見えていないと思っていた6の滝なのかも知れません。
このあたりがよく分りません。一応調べてみましたがはっきりしません・・・。
どれがどの滝かはおいといて、見事な水の景色です。シダなどの緑も綺麗です。
滝もいろんな撮り方ができそうです。
シャッターを長く開けると流れる幻想的な滝に、シャッターを短くすると躍動感がある滝になります。
また、コントラストを強めにすると水の流れが光るようにも見えます。
滝壺と滝眺望所への道しるべです。まずは滝眺望所へ向かいました。
滝眺望所へ到着です。ここから見えるのは2の滝と3の滝のようです。
見事な滝の流れです。何度も左右に向きを変えています。
2の滝から3の滝にかけての部分です。
岩にはたくさん切れ目のようなものが入っています。緑、岩、水の色合いも美しいです。
なぜ木がなくて岩になっているのか、なぜこの場所なのか、水自体どこから出てきているのか・・・、
いろいろ考えると不思議なことがいっぱいです。
何度も向きを変えて流れ落ちて行きます。
3の滝は少し木に隠れてしまっていますが、見事な滝の景色です。
続いて3の滝の滝壺付近へやってきました。2の滝は上の方に小さく見えています。
ちなみに1の滝や4の滝には今回は行きませんでした。
実際は分りませんが、場所が何となく危ない感じがしました。
怪我をしては楽しくありません。無理なく回りましょう。
岩がゴツゴツしており、いろんな場所を水が流れ落ちています。自然の芸術作品です。
ちなみに今福の滝では、誰にも会いませんでした。
平日であったこともありますが、いつも空いているのでしょう。
でも虫さんやカエルさんにはたくさん出会いました。カエルさんがいろんなところでピョコピョコしていす。
絶品の水の流れです。地球の力です。
もっと有名になっても良い滝の名所だと思います。
所在地は、名前の通り「宮津市今福」です。滝は、今福地域の住民がボランティアで整備しています。
ご訪問およびコメントありがとうございます。