京都市中京区寺町通御池下る下本能寺前町にある本能寺(ほんのうじ)の銀杏と散り銀杏です。
本能寺は織田信長の本能寺の変で有名ですが、
当時の本能寺は今の場所から西へ2キロほどの場所にあったとされます。
本能寺には「火伏せの銀杏」と呼ばれる樹齢400年とも言われる銀杏の巨木があります。
この銀杏は京都大火の際に、水を噴き上げて火災から人々や寺を守ったという伝説があります。
実際どうかは別として、その為「火伏せの銀杏」と言われているそうです。
しかも、この銀杏は本能寺が以前の本能寺の場所にあった時に植えられ、
本能寺の変の後に現在地に移植されたとされています。
なお、2004年には京都市の保護樹にも指定されています。
この銀杏は信長公廊のすぐ側に立ち大きく美しいです。
しかし残念なのが背景です。ビルやホテルなどと一緒にひしめき合っています。
無理なものは無理ですが広い場所にあれば良いなと思います。
散り銀杏も圧巻であり銀杏の黄色い絨毯や通路が出来ます。
ビルと一緒に立っている現状からすれば、散り銀杏の方が綺麗かも知れません。
2016年11月28日訪問、撮影です。
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大銀杏の「火伏せの銀杏」です。
京都大火から人々や寺社を守ったという言い伝えがあります。
周りの建物は残念ですが立派な銀杏の木です。上も下も黄色に染まっています。
この大銀杏は河原町通側の入口からも見えます。道の先には淡い黄色が広がっています。
散り銀杏・敷き銀杏が見事です。華やかな黄色が広がっています。
場所によっていろんな見え方がします。
ここは石畳の参道を染める上品な散り銀杏です。
華やかな銀杏で染まる信長公墓です。優しげな色合いの感じもします。
ほのかに輝くような鮮やかな黄色の敷き銀杏です。
おそらく敢えて掃除をせずにそのままにしておいてくれているのだと思います。
あまり目にしない独特の秋模様、秋色です。風情の中に華やかさも感じられます。