カテゴリー:五老岳・五老スカイタワー, 舞鶴市
タグ:海の京都
京都府舞鶴市上安にある五老岳公園と五老スカイタワーからの眺めです。
五老岳(ごろうがたけ)は「五老岳」とも「五老ヶ岳」とも表記されるようです。
五老岳は舞鶴のほぼ真ん中にある標高300mほどの山であり、ぐるっと回りを見渡せる位置、高さにあります。
さらにその上に高さ50mの展望タワーである「五老スカイタワー」が建っています。
天気の良い日には舞鶴湾、若狭湾、そして日本海と島々の絶景が眺められます。
2016年8月7日訪問、撮影です。
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五老岳および五老スカイタワーへは、土日祝のみ運行の西ループバスで行けます。
「五老ヶ岳公園(五老スカイタワー)」が最寄のバス停です。
バス停から五老ヶ岳公園、五老スカイタワーはすぐです。目の前にあります。
しかし、土日祝以外は「五老ヶ岳公園(五老スカイタワー)」へ行くバスがありません。
五老岳の麓の「五老トンネル西口」まで行くバスはありますが、
ここから山道(坂道)を45分位歩かないといけません。
また、道自体は整備されていますが、ところどころ細くなっておりカーブも多いです。
その為車への注意が必要です。車への注意が必要とともに普通に危ないです。
車以外で行く方は、西ループバスの運行している土日祝に行くことをお勧めします。
五老ヶ岳公園は広場になっており舞鶴湾を見渡せます。
山の向こうにどこまでも広がっていきそうな若狭湾や日本海です。
五老スカイタワー展望室からの眺めです。
五老スカイタワーへは200円で登れます。しかも、カフェの100円割引券がついてきます。
西方面です。
やはりスカイタワーに登ると景色がだいぶ変わります。
大型船も着港できるターミナル(四角い島のようなの)も見えます。
南方面です。
山々が見えます。こちらは下(五老ヶ岳公園)からは見えない景色です。
少し日が照ってきました。日が当たって山が緑色に見えてきました。
再び下(五老ヶ岳公園)からの眺めです。少し青空が出てきました。
遠くの方は少しぼやけてしまいますが、近くの方ははっきり見えてきました。
五老岳や五老スカイタワーからの景色は「近畿百景」の一位に選ばれているそうです。
実際、大きく近畿百景一位との記載もありました。
しかし、この「近畿百景」とやらがいかにも怪しい。そんなのは今まで聞いたことがありません。
ネットで「近畿百景」と検索するとほとんどが五老スカイタワーに関して出てきます。
「Wikipedia」では、
『近畿百景(きんきひゃっけい)は、郵政省近畿郵政局が
1985年(昭和60年)7月10日から9月10日までの2か月間実施した、公募による観光地選定事業。
一般市民によるハガキでの投票で、約130万票(1,297,498)の応募があり、その票数に基づいて決定された。』
とあります。(そのまま引用・2016年8月14日現在)
一応近畿百景なるものは存在している(あるいは存在していた)ようですが、
実質、近畿百景は五老スカイタワーの宣伝文句のようなものです。
近畿百景がどの程度のものなのか、どれだけの意味があるのか怪しいですが、
五老岳と五老スカイタワーにはそのような肩書きや宣伝文句は不要です。
五老岳からの眺めは、肩書きや宣伝文句がなくても素晴らしい景色です。
交通の便はあまり良くありませんし、知名度もさほど高くありませんが、
五老岳は是非ともお勧めの絶景スポットです。
まあ、交通の便が良くないとのと、知名度があまり高くないのは五老岳に限ったことではなく、
天橋立などの一部を除き「海の京都」全般に言えることです。
もう少し交通の便を良くしてもらえると非常にありがたい場所がいくつもあります。
京都市内が飽和状態になってきて、「海の京都」は間違いなく今後もっと来ると思います。