京都市東山区林下町にある知恩院 友禅苑(ゆうぜんえん)の皐月(さつき)などです。
友禅苑は枯山水庭園と池泉式庭園とからなる知恩院(ちおんいん)の庭園です。
春の桜や秋の紅葉で知られますが、庭園に彩りをそえる春のサツキも綺麗です。
(桜や紅葉で知られると言っても穴場的存在です。)
友禅苑のサツキは一斉に豪快に咲きそろうわけではありませんが、
石庭や水辺に華やかなアクセントをつけます。
2017年6月1日訪問、撮影です。
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春の彩りにつつまれた知恩院 友禅苑です。
奥には補陀落池中央に立つ観音像が見えています。
補陀落池と鮮やかなサツキです。中央には高村光雲作の観音像が立っています。
華やかなサツキが風情ある庭園を彩っています。緑の刈り込みも綺麗です。
友禅苑はいろんな形式の庭園で成り立っており、サツキは枯山水庭園の方にあります。
刈り込みの淡い緑が華やかなピンクでおおわれています。緑とピンクのコントラストも綺麗です。
宮崎友禅斎像とサツキです。
友禅苑は友禅染の祖である宮崎友禅斎の誕生300年を記念し、昭和29年に改修造園された庭園です。
サツキは豪快に咲き誇っているわけではありませんが、
鮮やかなアクセントとなって庭園を彩っています。
どこを見るか、捉えるかによっていろんな見方ができます。
風情の中にも華やかさが散りばめられています。
色とりどりのサツキにつつまれています。岩もいろんな色の岩が用いられています。