カテゴリー:京都市東山区, 知恩院
タグ:つつじ・さつき, 新緑・青もみじ・苔
京都市東山区林下町にある知恩院(ちおんいん)の方丈庭園の皐月(さつき)や新緑などです。
知恩院の方丈庭園は池泉式庭園であり、池の周辺に立派なサツキが植えられています。
春から初夏にかけては水辺の鮮やかなサツキと新緑の彩り、コントラストが楽しめます。
また、方丈庭園の奥には「二十五菩薩の庭」があり、サツキと岩で造られています。
知恩院所有の「阿弥陀如来二十五菩薩来迎図(国宝)」を基に造られたそうで、
サツキの時期にはピンクの花が彩りをそえます。
2017年6月1日訪問、撮影です。
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方丈庭園です。知恩院の方丈庭園は池泉式の庭園です。
池はおおよそL字型になっています。大方丈、小方丈前に広がり、奥は権現堂へ続いています。
大方丈前付近です。方丈庭園の入口付近です。
パラパラ咲きですがサツキが華やかに咲いています。
サツキに彩られた水辺に佇む小さめの蟷螂です。今日も蟷螂が活躍です。
小方丈前付近の鮮やかな新緑とサツキです。方丈庭園の真ん中くらいです。
苔が疲れてしまっているのは少し残念ですが、白砂と緑に映える鮮やかなサツキです。
新緑、青もみじとサツキの花の緑と朱色のコントラストも綺麗です。
極上のサツキです。
でも苔がやっぱり残念・・・。極上の一歩手前です。
サツキに限らず、花は花自体だけでは良さが決まりません。周りの風景や背景も重要です。
知恩院の方丈庭園は基本的にいつでも空いています。
混雑することはほとんどないと思います。これは紅葉の時期も同じで、いつ行っても人はまばらです。
知恩院 方丈庭園は、紅葉・青もみじ・サツキの隠れた名所もしくは穴場と言って良いでしょう。
鮮やかで美しい新緑とサツキの花と白砂の色合いが素晴らしいです。
方丈庭園を更に奥へ行くと「二十五菩薩の庭」があります。
『阿弥陀如来二十五菩薩来迎図』を基に造られた庭園です。
背景は苔の石垣になっており上にはもみじがあります。
ちなみに方丈庭園の奥には権現堂があります。
白砂の上に綺麗な流線形のサツキの株が広がっています。
緑と白砂に映える華やかなピンクのサツキが咲いています。
サツキの花はパラパラ咲きです。
おそらく豪快に咲く品種ではなく、パラパラ咲きの品種だと思われます。違っていたらすいません。
配されている岩は形も色も様々です。砂の模様も綺麗に手入れされています。
どこを見るか、どう捉えるかによっていろんな見方ができます。
あまり知名度は高くないようですが素晴らしい庭園です。