京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町にある天龍寺塔頭の宝厳院(ほうごんいん)の紅葉です。
宝厳院の「獅子吼の庭(ししくのにわ)」と名付けられた庭園の巨大な岩と色とりどりの紅葉、
緑の苔の上の鮮やかな紅葉や散り紅葉、流れる小川の水辺の紅葉など多様な紅葉が楽しめます。
また、雨が紅葉の美しさを引き立ててくれ、絶品の秋の彩りが見られます。
宝厳院は通年公開ではありませんが、例年春や秋には特別公開されます。
2014年11月25日訪問、撮影です。
広告
山門前の紅葉の参道です。
中の庭園の紅葉も見ごろをむかえているのが窺えます。
開けられることはありませんが、庭園の門です。色とりどりの紅葉につつまれています。
緑の苔に赤い紅葉と黄色い銀杏が散っており、何とも華やかです。
赤や濃いオレンジの鮮やかな紅葉が余すことなく色づいています。
ここまででも凄いですが、紅葉の獅子吼の庭はまだまだ続きます。
小さいですが石庭があります。石庭の砂の波に赤い紅葉が散っています。
石塔の側にやや小さめの岩があります。岩にも苔にも華やかな紅葉が散っています。
素晴らしすぎる紅葉の空間です。まだまだ獅子吼の庭の紅葉は続きます。
淡く柔らかな緑の苔に華やかな紅葉が散っています。紅葉の獅子吼の庭は見所満載です。
散り紅葉だけでなく、まだ散っていない紅葉も苔の上にふりそそいでいます。
素晴らしすぎる紅葉の獅子吼の庭です。
緑と岩と紅葉の絶景です。
雄大な景色だけが絶景ではありません。これも立派な絶景です。
緑と赤だけではなく、淡い黄色やオレンジ色も入っているため一層味があります。
紅葉は散ってからも「華」です。むしろ散ってからが「華」かも知れません。
古い井戸なのでしょうか。苔に覆われ、その上に華やかに紅葉が散っています。
再び書院正面です。もう十分紅葉は見ましたが、獅子吼の庭はまだまだ続きます。
すでに紅葉で頭がいっぱいですが、
この獅子岩こそが宝厳院庭園の獅子吼の庭のメイン、一番人気です。
ライオンのように見えるため、獅子岩と呼ばれます。
色とりどりの紅葉につつまれた(右を向く)力強いライオンさんです。
真っ赤な散り紅葉と淡い黄色やオレンジ色の紅葉、そしてその下の豊丸垣です。
間違いなく一生もんの紅葉です。
私が生きている間にこれ以上の美しい宝厳院の紅葉を見るのは無理でしょう。
この年の色づきも時期も天候も全て良かったです。
再び獅子岩です。
獅子岩の後ろ(尾っぽ)の方には赤い紅葉の絨毯ができています。
別の場所、角度から眺めた獅子岩と紅葉です。
左右の赤と黄色(オレンジ色)の色の対照が素晴らしいです。
獅子岩の正面と鮮やかな紅葉です。
今更ながら、朝一で行ったため人がいません。
人のいない時間帯はほんの僅かでした。しばらくすると一気に人が増えました。
旅行会社とコラボして早朝拝観などもあるようですが、そうではなく普通の特別拝観時に行きました。